デパ地下を中心に9つの店舗を展開する洋菓子屋「銀のぶとう」。今回はこの銀のぶとうが販売している2つのチーズケーキ「かご盛り白らら(しらら)」と「真っ赤なりんごのレアチーズ」を紹介する。
また「銀のぶとう」のお店についても解説しているので興味がある方はぜひご覧いただきたい。
「銀のぶとう」について(お店の解説)

「銀のぶとう」は冒頭で紹介したように主にデパ地下を出店している洋菓子店だ。
今回紹介するチーズケーキのような生菓子のほか、焼き菓子も販売している(銀のぶとうの商品一覧)。もっとも有名な商品は、「シュガーバターの木」だろう。
実は、「シュガーバターの木」は今年でブランド誕生10周年なんです‼️
— 銀のぶどう/シュガーバターの木【公式】 (@gin_no_budo) October 27, 2020
多くの方に知っていただきたくツイッターを始めることにしました。
10周年を記念して、喜んでいただけることを続々とやっていきたいと思っています☺️ pic.twitter.com/1BlMjVM1xK
シュガーバターの木はサクサクのパイ生地(ホームパイのような)にバタークリームをサンドした菓子で、手土産にも自分用にも大人気の焼き菓子だ。
シュガーバターの木は「銀のぶとう」の店舗だけでなく、ネット通販やセブンイレブンでも販売されている。
数々の人気洋菓子屋を手掛けるグレープストーンのブランド
「銀のぶとう」を運営しているのは株式会社グレープストーンという会社だ。グレープストーンは実は、人気の洋菓子ブランドを数多く手掛けている(グレープストーンのブランド一覧)。
たとえば以下のような。
- 東京ばな奈
- ねんりん家
- ぶどうの木
- マイキャプテンチーズ
- 喫茶店に恋して。
- ア・サンドルチェ
「東京ばな奈」「ねんりん家」は有名なので、知らない人はいないだろう。また「マイキャプテンチーズ」のスイーツは以前、このブログでも紹介した。

詳細はこちら
グレープストーンのブランドはどれもデパ地下や駅構内など、商業施設内に出店しているものが多く、手土産を想定した商品が多い。
一方で「ぶどうの木」だけは例外で、銀座でアフタヌーンティーを営業している(ぶどうの木の公式サイト)。会社の沿革によると、グレープストーンが最初に開業したのはアフタヌーンティーである「ぶどうの木」だそうだ(1978年)。
またグレープストーンは、元々は食器のお店だったらしく、その名残で「銀の匙」というシルバーのブランドを営業している。普通の菓子メーカーかと思いきや、食器なども手掛けていた。
【実食解説】チーズケーキ・かご盛り白らら
ここかはら本題のチーズケーキを紹介していく。まず紹介するのは、「かご盛り白らら(かごもりしらら)」。




まさに「かご盛り」のチーズケーキ。
店側の商品説明によると、フレッシュチーズを自然に水切りしたケーキだそうだ。このチーズケーキは、日本のざる豆腐にインスピレーションを受けているという(えん食べ)。写真だとわかりにくいかもしれないが、外見はカッテージチーズに近い。

クリームチーズか何かわからないが、何かのフレッシュチーズを水切りして、そこにメレンゲやホイップした生クリーム、砂糖を混ぜているのだろう。
焼く工程はないので、タイプとしてレアチーズケーキということになる。
それにしてもかごに盛ったチーズケーキというのは斬新だ。商品名は「チーズケーキ かご盛り白らら」であり、一応はケーキということになっているのだが、形は一般的なケーキとは少しかけ離れている。「ケーキの定義とはいったい何なのか」と、考え込んでしまう。今は「ケーキ」と「スイーツ」は同義なのだろう。
※写真だと全体像がつかみにくいかと思うので今回は動画も用意してある。
ホイップクリーム、もしくはムースのような食感


やはり写真だとわかりにくいが、とにかくふわふわしている。スプーンですくう時の感覚は、ホイップクリームをすくう時の感覚と近い。
また食べた時の口当り、舌触りもホイップクリームに近い。もう少し具体的にいうなら、ホイップクリームよりも少しねっとり感がある。ムースにも近い。


何より口当たりがとてもよく、しっとりとろける感じはなんとも幸せである。
ふわっふわな口当たりなので、知らないうちにどんどん食べてしまう。けっこう濃厚なので、時間差で満腹感がやってくるので量には注意してほしい。
ジャムやクランブルをトッピングしてもいいかもしれない
チーズの風味の良さやコクを楽しめるので、トッピングがなくてもある程度の量なら飽きることはないと思う。
ただし、食感が単調であることは見た目からも明らかだ。1人で結構な量を食べるなら、トッピングを楽しむのもいいと思う。たとえばジャムやクランブル(クッキーを砕いたもの)なら合わないということはまずないだろう。

筆者は玄米フレークをトッピングしてみた。ザクザクした食感と玄米フレークの風味が追加されて、より一層、美味しくて楽しいチーズケーキになった。
ちなみに「銀のぶとう」は巨峰ソース入りのかご盛り白ららも販売している(季節限定)。ベリー系のジャムならほぼ確実に合うのだろう。

値段、カロリー、商品説明、購入方法

値段 | 税込1,080円(本体価格1,000円) |
カロリー | 854kcal |
日持ち | お買い上げ日含め2日 |
購入方法 | 店舗のみ ※店舗一覧 |
口コミなど | Instagramで検索する |
フレッシュチーズを自然に水きりし、みずみずしい「白らら」にお作りいたしました。うまれたてのやわらかさをどうぞご賞味ください。
公式サイト
【実食解説】真っ赤なりんごのレアチーズ
続いては「真っ赤なりんごのレアチーズ」というりんごの形をしたチーズケーキだ。
こういった形をしたチーズケーキは初めてである。


外側はベリー系の味がするゼラチンのコーティング。
中はりんご風味のレアチーズケーキ、りんごジュレ、そしてジェノワーズ(スポンジ生地)。土台は別につくったクランブルのクッキー生地。とても手間暇かかったケーキだ。
それにしても美しい断面である。
味、外見、食感、すべてが満足

外側のレアチーズムースはしっとりした口どけで、これだけでも美味しい。
中央のりんごのジュレの部分もりんごの甘さをしっかり感じられて、これだけで食べても十分に美味しい。

またレアチーズムースのしっとり感とりんごのシャキシャキ感、ジェノワーズ(スポンジ生地)のふわっとした食感とクッキー生地のザクザク感。この1つのケーキのなかに色々な食感があって本当に飽きないし、楽しいし、そして美味しい。

全体的に要素が多く、細かいことを感じる余裕がないのだが、とりあえず美味しい。美味しくない点は1つも見当たらない。
見た目のかわいらしさに圧倒されているからなのかもしれないが、ネガティブな感想がまったく思いつかない。とにかく美味しいチーズケーキであった。
それにしてもこの手が込んだ美しいケーキをデパ地下で出せるのはすごい。この大変そうなケーキを複数の店舗に配送しているのだから。
値段、カロリー、商品説明など
値段 | 税込680円(本体価格630円) |
カロリー | 記載なし |
日持ち | お買上げ当日 |
購入方法 | 店舗のみ ※店舗一覧 |
口コミなど | Instagramで検索する Twitterで検索する |
りんご型のレアチーズケーキ。中に入ったりんごの果肉がアクセント。爽やかに香るジューシーな赤りんご。
公式サイト
各種リンク(公式サイトなど)
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