Kiriの印がついているスイーツをみかけたことがあると思う。
ご存知の人も多いとは思うが、「Kiri(キリ)」はフランス生れのクリームチーズのブランドだ。ベルという会社が販売しており、スーパーのみならずコンビニでも販売されている定番中の定番クリームチーズだ。
そんなKiriのクリームチーズを使用したスイーツは、実にたくさんみかける。それを一度、全部まとめることにした。
ここで紹介しているのは、ぼくが実際に食べたものだ。ほんの一部にすぎないし、現在販売が終了しているものもあるが、「こんなスイーツあったんだ」という感じで楽しんでいただければと思う。
【プレシア】レアチーズモンブラン 2022年5月追記
スーパーのスイーツでおなじみのプレシアが販売した「チーズモンブラン」です。
スポンジケーキの上にベリーのソース、レアチーズクリーム、ホイップクリームをのせたスイーツです。食感は単調ではありますが、ホイップクリームやレアチーズクリーム、ベリーソースなど、色々な味と風味を楽しめます。
ただしモンブラン的な要素は非常に薄いです。美味しいですが。
【プレシア】ドゥーブルフロマージュ 2022年3月追記
大手洋菓子メーカーのプレシアが販売している「ドゥーブルフロマージュ」という商品です。kiriの印が入っています。
さて、このチーズケーキですが、表面に白いレアチーズ、下にベイクドチーズの2層構造です。
スーパーのチーズケーキにしては塩味が強いです。これまでプレシアは甘めのシンプルな味の、食べやすいチーズケーキが主流だったように思います。一方でこちらは、今までのプレシアのチーズケーキとは少し違う味わいです。好き嫌いがわかれそうなクセの強さがあります。
【モンテール】なめらかチーズプティング
プリの上にふわふわのレアチーズクリームをのせ、クランブルをまぶしたチーズスイーツです。チーズをトッピングしたプリンという感じでしょうか。
こちらは2021年10月頃にスーパーで見つけた商品です。
【モンテール】チーズクリームケーキ
2020年11月頃、西友で見つけたスイーツであり、値段は358円。
写真だとわかりにくいかもしれないが、けっこうボリューミーです。1人で食べ切るにはかなり量であり、2人、3人でちょうどいいくらいです。
中身はわりとシンプルだ。表面にKiriのクリームチーズを使用した、チーズクリーム。その下にスポンジ生地の2層のケーキになっています。
いかにもスーパーのスイーツという感じで、甘くてポップな味です。余計な酸味や渋み、クセとなるような味はなく、シンプルに甘くて食べやすいです。
【モンテール】チーズクリームシフォンケーキ
シフォンケーキのなかにチーズクリームを入れたスイーツ。2020年の10月初旬にイオン系のスーパーである「まいばすけっと」で見つけた。
そもそもチルド菓子としてシフォンケーキが売られる機会は少ない。そこにさらにKiriを使ったチーズクリームを投入するという、珍しいものの組み合わせだ。
値段は209円。モンテールが販売しているシュークリームやエクレアなどに比べると若干高い。シフォンケーキなので、材料もそれほど高くないはずであり、また工程も複雑ではないはずだが…。にもかかわらず209円というのは、スーパーのスイーツとしては少し高い感じもする。全体的なスイーツインフレの影響だろうか。
それはさておきさすが妥協のないモンテールだ。シフォンケーキのクオリティもチーズクリームのクオリティも申し分ない。
風味も食感も良くて、美味しかった。
【モンテール】チーズクリームシュークリーム
大手洋菓子メーカー「モンテール」の定番シュークリームのなかみがチーズクリームになったスイーツ。2020年の6月頃に、後で紹介するエクレアとセットで発売された。
モンテールはチーズ系のスイーツが意外と少なくて、チーズケーキ系のスイーツはチーズタルトを販売しているのみだ。
チーズスイーツにあまり積極的ではないモンテールが、Kiriを使ったスイーツを販売したのだ。これは正直驚いた。よほどKiriのコラボスイーツを出すメリットが大きいのだろう。
話がそれたが、このチーズクリームシュークリームはもちろん美味しい。コクと絶妙な塩気をもつクリームが、シュー生地とマッチして、至福のときを演出してくれる。
【モンテール】チーズクリームエクレア
先に紹介したシュークリームと並行して発売された、モンテールのクリームチーズエクレア。
これまでモンテールは、表面にチョコレートをコーティングして中にカスタードクリームをいれた一般的なエクレアだけを販売してきた。
しかし突然、このエクレアをリリース。
このようなチーズクリームを使ったエクレアを販売するのはモンテール史上初なのではないかと思う。この時点で食べるべきスイーツであることは確定している。
さて、このエクレアは表面にホワイトチョコのコーティングがなされており、チーズクリームとの相性抜群だ。値段も手頃でボリュームも手頃。何度でもリピートしたくなる一品だ。
【モンテール】チーズクリームロールケーキ
モンテール特有のふわふわのロールケーキに、Kiriを使ったクリームをロールしたスイーツ。2020年の5月頃から発売されている。先のエクレア、シュークリームよりも一月ほど早かった。
モンテールのロールケーキは昔から好んで食べていたのだが、それのチーズクリームバージョンという、圧倒的好コラボだ。
正直、とても美味しかった。
一度に全部平らげてしまうかと思ったほどだ。
みつけたらぜひ独り占めしてほしい。
【プレシア】2層仕立てのチーズタルト フランボワーズ
洋菓子メーカーの「プレシア」が販売しているホールタイプのチーズタルト。12cmほどの大きさで、2人か3人でわけるのがちょうどいいサイズだ。
表面にはフランボワーズソースがあしらってあり、またその下はレアとベイクドの2層仕立てになっている。
フランボワーズ、レア、ベイクド、タルトという4つの要素から構成される豪華なスイーツだ。
なにぶん薄いので、4層の食感や味の違いは感じにくいが、シンプルに美味しいと思えるスイーツだ。タルト生地の風味もいい感じ。
タルト好きにおすすめしたい品だ。
【プレシア】クリームチーズソフト
洋菓子製造メーカーのプレシアから発売されているクリームチーズソフト。
表面にホイップクリーム、なかにチーズクリームとスポンジ生地がはいったスイーツだ。クリームが8割なので、クリームの口当たりが好きな方におすすめしたい。
どっしり甘いのかと思いきやクリームチーズの塩気やコクをしっかり感じることができる。一見チープなスイーツだが妥協はみられない。
【プレシア】ツインシュー フロマージュ&イチゴ
プレシアから発売された「ツインシュー フロマージュ&イチゴ」だ。
チーズクリームとイチゴクリームの二種のクリームが入ったシュークリームだ。先に紹介したクリームチーズソフトと同じ時期に販売された。
プレシアのシュークリームは初めてだったのだが、他のメーカーに負けず劣らずのクオリティであった。
意外とクリームチーズの塩気をしっかり感じることができた。「クリームチーズを使用」と記載しておきながら、チーズ感がほとんどないスイーツもあるが、こちらはチーズスイーツ感をしっかり楽しめた。これは評価したい。
【プレシア】クリームチーズ大福
プレシアから販売された「クリームチーズ大福」だ。中にはブルーベリーソースが入っている。
名前の通り、チーズクリームを求肥で包んだ、クリームチーズの大幅だ。
この手の商品はローソンやセブンイレブンでは以前から販売されていた。
※ローソンのMOCHEESE(モチーズ)
※セブンイレブンのおもチー
一方で、スーパーで販売されるのは珍しい。
個人的には、コンビニで売られていた類似商品よりも評価したい。というのも弾力があって食べやすかったからだ。
ローソンやセブンイレブンで売られた類似商品は皮が柔らかすぎて、手でつかむと潰れてしまい食べにくかった。
一方でプレシアのクリームチーズ大福は、弾力があって食べやすく、また食べごたえもある。そして美味しい。リピートしたいと思えたチーズスイーツであった。
【山崎製パン・セブンイレブン】レアチーズミルクレープ
セブンイレブンで販売しているミルクレープの生クリームを、Kiriを使ったチーズクリームにしたスイーツ。山崎製パンとセブンイレブンの共同開発商品だ。
2019年11月頃から発売されており、半年以上も発売されているロングセラー商品だ。
298円で値段はなかなか。それでもクリームチーズとミルクレープという、合わないはずがない、鉄板コラボだ。
ミルククレープもチーズケーキも大好きなので、この商品は食べる前から星3つなわけだが、実際に食べてもやっぱり星3つだった。
クレープ生地のもちもち感とチーズクリームのコク、甘味、塩味を存分に楽しめる。「これは永久的に販売してほしい」と思ったほど、文句なしのスイーツだった。
【山崎製パン】ダブルチーズケーキ
こちらは2019年の「キリ クリームチーズコンクール」で最優秀賞を受賞したスイーツだ。
レアチーズクリームとベイクドチーズケーキの2層になっており、ルタオのドゥーブルフロマージュを彷彿とさせる。
300円近くするちょっと高めのスイーツではあるが、ボリュームもあるし、味もよく、食べる楽しさがある。
さすが最優秀賞を受賞した商品だ。
【コージーコーナー】バスクチーズケーキ
2019年、バスクチーズケーキがブームになっているときにコージーコーナーから発売されたバスクチーズケーキだ。
土台のスポンジ生地を敷いた珍しいタイプのバスクチーズケーキではあるが、なかみの半熟具合や濃厚具合など、バスクチーズケーキとしては申し分ないクオリティであった。
【プレシア】贅沢レアチーズタルト
大手洋菓子製造会社プレシアが発売していたレアチーズタルトだ。2019年、もしくは2018年にはすでに発売していたのではないかと思う。
けっこうお気に入りでよく食べていた。タルト生地とレアチーズのバランスがよく、チーズケーキ感と焼き菓子感を同時の楽しめる逸品だった。
こちらは2020年にパッケージデザインがリニューアルあるして発売されている。
【プレシア】まっ白なもちもちチーズロール
先にモンテールのチーズロールケーキを紹介したが、実はプレシアもロールケーキを出している。こちらはもちもちしたロールケーキに、Kiriを使ったチーズクリームを包んだスイーツで、これもかなり美味しかった。
もちもちした生地と、チーズクリームという鉄板の組み合わせだ。美味しくないはずがない。
こちらの商品は2019年頃から発売されているが2020年になってもスーパーでみかけることがある。けっこう人気な商品ということだろう。
【付録】なぜKiriコラボスイーツはたくさんあるのか?
いたるところでみかけるKiriとのコラボスイーツ。なぜたくさんあるのか?
その主な理由は「キリ クリームチーズコンクール」にあるようです。
キリ クリームチーズコンクールとは?
Kiriを製造しているベルは、ほぼ毎年(2019年以降開催されていないが)、「キリ クリームチーズコンクール」という、一般の洋菓子屋や大手の菓子メーカー、製菓学校など、各方面の菓子職人の参加者が、Kiriのクリームチーズを使ったスイーツを製造・販売し、その技術力を競い合うコンクールだそうです。
コンビニやスーパーでは販売されているKiriコラボのスイーツは、このコンクールにエントリーしている商品だと考えられます。
実際、以前このブログで紹介した山崎製パンのダブルチーズケーキ(kiriを使用)は、先のコンクールで2019年に最優秀賞を受賞した商品です。
Kiriを使ったスイーツは菓子メーカーにもメリットがある
このコンクールは、Kiriにとっても菓子メーカーにとってもメリットがあります。Kiriにとっては、Kiriのクリームチーズの大きな宣伝になります。クリームチーズの定番ブランドとして認知してもらえるようになります。
菓子メーカーからしてもメリットはあります。賞をとればちょっとした宣伝になりますし、賞を受賞した商品として売り出せます。何よりKiriのWEBサイトでも紹介してもらえるのです。
またKiriのマークがあるだけで、手にとる人が増える場合もあるでしょう。
このようにKiriとのコラボスイーツを販売するのは、メーカーにとってもメリットがあります。だからこそ、多くのメーカーがKiriとのコラボ商品を製造・販売していると考えられます。
その他、おすすめのページ
他の当ブログでは様々なチーズケーキを紹介しているので、ぜひご覧いただければと思う。