※閉店【MAKKURO】のバスクチーズケーキを実食解説｜味や魅力、気になるポイントを紹介

2020年2月21日2024年10月6日

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※Makkuroは閉店しました。本記事は記録のために残してあります。

今回紹介する「Makkuro」はバスクチーズケーキ専門店です。

チーズタルト専門店のPABLO（パブロ）と同じく「株式会社ドロキア・オラシイ」が運営しています。つまりPABLOの系列店ということ。

1号店が名古屋にオープン、2号店が大阪にオープンしました。大阪にいく機会があったので「Makkuro」大阪店でバスクチーズケーキを購入しました。

【MAKKURO】のバスクチーズケーキ

「コクがありながらクセがなく、すっきりとした後味と、程よい塩分量がバスクチーズケーキによく合います。」とのこと。

紙袋にもこだわっているようで、持ち歩いてもダサくない、手土産にもダサくない、いい感じのデザインです。

ちなみにこちらのバスクチーズケーキは、高品質デンマーククリームチーズの「BUKO」を使用しているとのこと。他のクリームチーズ。

ちなみに「BUKO」は楽天などでも普通に売っていました。

値段はそれほど高いわけではありませんが、「プロを刺激する味と品質」というキャッチコピーで販売されています。自信満々なキャッチコピーではありますが、それくらい品質にも自信があるということでしょう。

今回はミニサイズを購入したのですが、持った感じずっしりしています。クリームチーズを多めに使っている様子が伺えます。

またベトベトした質感はまったくなく、サラッとしているので、手を汚すことなく食べられます。お土産で持っていってもその場でサッと食べられるのでありがたい。

他店のバスクチーズケーキのようにトロトロした質感はありません。もちろんそのほうが良いというわけではありません。好みの問題です。

他店のバスクチーズケーキ。

食べた感じは、むっちりしていてつなぎ効いているな、という印象。

中身が詰まっていて「ねっとり」というか「ぬっとり」というか、この粘度のある食感と、そして舌で潰す楽しさもあります。これは大満足。

これぞチーズケーキです。

味はとても濃厚です。咀嚼した瞬間、クリームチーズの風味や生クリーム、卵などの色々なものが混ざったリッチな風味が口に充満します。

ブワーっと充満して、チーズケーキ好きの心を唸らしてくれるはず。

これぞバスクチーズケーキと言わんばかりのどっしり感で、食べごたえも十分。

塩味は他のバスクチーズケーキに比べると控えめで、クリームチーズや生クリームのリッチさというか、風味の良さが目立ちます。これが高品質デンマーク産クリームチーズ「BUKO」の実力なのでしょうか。

バスクチーズケーキといえば、外側と内側で質感・食感が違うことがあります。たとえば火が当たりやすい外側は身が詰まった口当たりになり、内側は半熟ぎみのトロトロした口当たりなる、といった具合に。

一方で、「MAKKURO」のバスクチーズケーキはサイズが小さいからなのか、内側と外側の食感の変化はあまりなく、最初から最後までむっちりしたバスクチーズケーキです。

で、口当たりが好きな方にとっては満足できるバスクチーズケーキだと思うのですが、一方で変化がないのでクドく感じてしまう人もいるはず。

また従来のバスクチーズケーキに比べて目新しさがあるかと言われれば微妙。従来のバスクチーズケーキの粋を出ることはありませんでした。

それでも素直に美味しいと思えるバスクチーズケーキではあることには間違いありません。バスクチーズケーキのような濃厚でどっしりしたチーズケーキが好きなら、損をした気分になることはまずないでしょう。