日本全国に店舗を展開しているチーズタルト専門店「Pablo(パブロ)」。
そんなパブロから、今回紹介するのは看板メニューの「パブロチーズタルト」。普通のチーズタルトだと15cmなのですが、今回は小さいサイズの11cmを食べました。
甘党なら1人で食べられるサイズです。
「Pablo」のチーズタルト(11cm)
パブロを知っている方であればもう見慣れた外見でしょう。
表面のツヤツヤのあんずソース、そしてパブロのなんだかよくわからないロゴ、ではなくてカッコいいロゴの焼印。
そういえば、側面のタルト生地はちょっと独特。
チーズタルトと聞いてパッと想像するのは、クッキーとかサブレに近い生地のタルトです。一方でパブロのタルト生地は若干、層があって、パイ生地のようになっています。
タルトといいつつパイっぽさもあるのです。
パブロには、他にも色々なチーズタルトがあって、クッキーのような生地でできたオーソドックスなタルトもあります。
そして断面。
微妙にトロッとした質感があるのは、今流行りのバスクチーズケーキにも近い。バスクチーズケーキ的な半熟ぎみのチーズケーキは昔からパブロが販売していたんですね。
表面のゼリー状のあんずソースがなんともおいしそう。
それでは実食。
口のなかでとろける。
これぞ口溶け。
「口溶け」という表現ががっちり当てはまるチーズタルトで、それはもはやカスタードクリームのようにふるふる。優しい味と、やんわりチーズのコク、風味があります。
表面のあんずソースはちょっと主張が強めで、単体で食べると「なんかクドい」と感じてしまうかもしれません。ですがチーズフィリング(中身)と合わせて食べると、だいぶマイルドになります。
というかこのあんずの酸味がいいアクセントになっていてクセになりそう。甘酸っぱさと、チーズケーキのコク、豊かな甘みが口のなかでミックスされて、いい感じなのです。「うまい!!」
そしてタルト生地。
タルト生地は底の部分はしっとりしていて、側面がサクサク。
底の部分に関しては正直、あまり存在感はなく「ふむ」と素通りしてしまいますが、側面の部分はザクザクしていいて、これが楽しい。
割と優しい味なので「もう少し重量感がほしいかも」と思うことはありますが、あんずソースの甘酸っぱい風味や、タルト生地の軽快な食感が口の中を存分にもてなしてくれるので、ぜんぜん食べていて飽きません。
半分だけ食べるつもりだったのに気づいたらホールごと食ってしまった、という色々な意味の切なさと、満足感が押し寄せるチーズタルトです。
さすが全国に勢力を伸ばしているパブロ。
「Pablo(パブロ)」の詳細(公式サイトや営業時間、お店の様子など)
Pabloは関西発のチーズタルト専門店で、関西、関東、名古屋、色々な地域に出店しています。
運営しているのは「株式会社ドロキア・オラシイタ」という会社。(パブロはブランド名)。 ドロキア・オラシイタというなんか強そうな会社が運営しているんですね。
ドロキア・オラシイタは他にも、高級食パン専門店の「嵜」を運営しています。
Pabloの特徴はなんといっても、色々チーズタルトを選べること。今回紹介した看板商品のチーズタルト以外にもレアに近いものや濃厚でねっとりしたものまで、色々なタイプのチーズタルトがあります。
なぜ色々なタイプのチーズタルトを販売しているのか?
その理由は、オーナーの嵜本将光氏の「ステーキのように、チーズケーキも焼き加減を選べたら面白いのでは?」という発想からパブロが生まれているからです。
※参考:PABLOの誕生ストーリー(公式サイト)
ステーキのように……その発想はなかった……と、奇抜なアイディアに驚きと戸惑いを隠せないところですが、全国に出店できるほど繁盛したわけですから、その発想は正しかったのでしょう。
パブロの一部のチーズタルトは、楽天やAmazonでも購入できます。ポイントがあまっていたらぜひ、パブロの色々な焼き加減のチーズタルトを楽しんでみてください。
これまで当ブログで紹介したパブロのチーズケーキ
バスクチーズケーキ(一部の店舗でのみ販売)
PABLOminiプレーン(一部の店舗でのみ販売)
パリパリとろけるパブロパイ チーズタルト味(一部の店舗でのみ販売)
パブロチーズタルト小さいサイズ 黒糖タピオカミルクティー(現在は販売していない)
PABLOmini モンブランチーズタルト(現在は販売していない)
PABLOminiさくらもち(現在は販売していない)
季節限定のタルトもあるので、タルト好きの方はぜひチェックしてみてください。
その他、当ブログでは色々なお店のチーズタルトを紹介しています。特におすすめなのは、BAKEというお店のチーズタルトです。
また以下の記事では、これまで当ブログで紹介したチーズタルトをまとめています。タルト好きの方はぜひ。
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