「YATSUDOKI(ヤツドキ)」は、全国チェーンの洋菓子屋であるシャトレーゼが手掛けるブランドの1つで、シャトレーゼプレミアムがコンセプトです。
こちらで購入したチーズケーキ、ミルクレープ、アップルパイについて紹介します。
2023年9月に購入した「八ヶ岳契約牧場しぼりたて牛乳使用なめらかスフレチーズケーキ」は以下のページで紹介しています。
YATSUDOKI(ヤツドキ)の店の特徴と商品ライナップ
まずはYATSUDOKI(ヤツドキ)について簡単に説明します。
都市型シャトレーゼプレミアム
前述のとおりヤツドキは、シャトレーゼが手掛けるブランドです。「Chateraise PREMIUM(シャトレーゼプレミアム)」というキャッチコピーを使っており、シャトレーゼよりもやや高級路線です。
1号店は東銀座店に2019年9月にオープン。現在は関西や北海道にも出店し、全部で18店舗(2021年8月現在)あります。(店舗一覧)
店舗は東京だと、自由が丘や銀座、白金などの時価が高いエリアや、阿佐ヶ谷や石神井公園など上品なイメージがあるエリア、その他、新宿、吉祥寺など人の往来が多いエリア、これらのエリアに集中しています。どれも都市型、プレミアムなどワードが似合うエリアです。
※銀座と阿佐ヶ谷のヤツドキ。シャトレーゼに比べると小さい
シャトレーゼは、広い敷地に駐車場を備えていて、ロードサイドの洋菓子屋というイメージがありました。
一方でヤツドキはこれまでシャトレーゼがなく、また絶対に出店しないであろう地価の高いエリアにどんどん出店しています。
これからも増えそうです。
ちなみに「ヤツドキ」という店名は、ヤツドキが八ヶ岳で採れた材料を使っており、八ヶ岳にちなんでいること、また末広がりの「八」と、午後3時を指す八つ刻の「ハ」にちなんでいるそうです。
生菓子、焼き菓子など洋菓子が中心
品揃えはシャトレーゼほどではありませんが、ミルクレープやチーズケーキ、ショートケーキ、モンブラン、ロールケーキなどの生菓子があり、しかも華やかなトッピングを施してあります。
他にもフィナンシェやマドレーヌ、小さいバウムクーヘン、小さいチーズタルトなどの焼き菓子も。
またヤツドキ一押しの商品としてアップルパイがあります。
YATSUDOKI(ヤツドキ)のバターどらやき
シャトレーゼよりは高価格だが、街の洋菓子屋よりはお手頃価格
前述とおりヤツドキはシャトレーゼよりも値段が高い菓子ばかりです。
それでも街のケーキ屋と同じくらいの価格設定で、生菓子は500円以下がほとんどです。今回は購入したチーズケーキは、320円でした。
またフィナンシェやマドレーヌなどの焼き菓子は150円前後です。アップルパイは320円で少し高く感じますが、有名なベーカリーはクロワッサンが平気で300円を超えることがあります。それに比べると、決して高いとはいえません。
何より、何を食べてもとても美味しいので、少し高いからといって損な思いはしません。
というより、こんな美味しくて安いお店が増えたら、街の洋菓子屋は困るのではないでしょうか。個人店が消えないか心配でもあります。
八ヶ岳契約牧場しぼりたて牛乳使用 ふわふわスフレチーズケーキ(ヤツドキのチーズケーキ)
ヤツドキのチーズケーキについて紹介します。
※2023年9月現在、若干商品が変わっており「八ヶ岳契約牧場しぼりたて牛乳使用なめらかスフレチーズケーキ」が販売されています。
>詳細はこちら
スフレタイプのチーズケーキで、値段は320円というお手頃価格。
このチーズケーキは八ヶ岳の契約牧場で採れたミルクを使っているとのことです。
さすがプレミアム店、表面の断面も非常にキレイです。またプレミアム店だからなのか、表面にはホイップクリームのトッピングがあります。
ちなみにシャトレーゼのチーズケーキはこちらです。シャトレーゼでは200円です。
シャトレーゼのフワフワスフレチーズケーキ。値段は200円。
シャトレーゼもヤツドキも、外見では違いがわかりませんが、食べるとかなり違います。
まず、口どけが圧倒的にいい。
フワフワで、口のなかでとろけていきます。スフレチーズケーキといえばトロトロにしたり、フルフルにしたりすることがありますがこちらはそのどれでもないような気がします。しっとりで、フワフワといえばいいでしょうか。とにかく口どけがいい。正直、こんなに口どけがいいスフレチーズケーキは初めてです。
また、味と風味も抜群にいいものになっています。やはり材料がいいからなのか、製法に秘密があるのかはわかりませんが、これまで食べたどのスフレにもないふんわり感と豊かで奥深い風味があります。ぜひ一度食べてほしい。
八ヶ岳ベイクドチーズタルト(160円)
ヤツドキには常温で売られているチーズタルトもあります。八ヶ岳ベイクドチーズタルトという名前で、値段は160円です。
こちらは手の平に残るくらいのサイズで、フィナンシェやバウムクーヘンなど焼き菓子と一緒に販売されています。値段は160円。
焼き菓子タイプのチーズタルトでありながら、しっとりしていて、非常に口どけがいい。またバターとチーズの風味を心地よく感じます。
こういった焼き菓子系のチーズタルトは、安いものだとパサパサしていたり、もろもろしていたりしてクドく感じてしまう場合があります、ヤツドキはそういったネガティブな印象はありません。
160円というお手頃価格でありながら、満足度が高い一品です。
その他のヤツドキのスイーツを食べた感想
純生ミルクレープ(450円)
ヤツドキにはミルクレープもあります。そしてこれが結構おすすめです。
ミルクレープは個人経営のお店よりはチェーン店に多いスイーツです。これまで不二家やコージーコーナー、ドトール、イタリアントマトなど、いくつかのお店のミルクレープを食べたのですが、ヤツドキが一番です。
おそらく20層くらいあります。また土台にスポンジ生地があるからなのか、大きく見えてインパクがあります。
表面にはシロップがぬられ、ツヤがあります。内部はクレープ生地とホイップクリームのシンプルなミルクレープです。
1つ1つの材料が良いからなのか、奥行きのある味、風味がします。クレープ生地ももちもちで、クレープ生地の魅力を存分に堪能できます。
ミルクレープは、クリーム多さから、場合によって途中でクドくなってしまうことがありますが、ヤツドキのミルクレープは、奥行きのある味ともっちりした食感が楽しく、最後の一口まで飽きることがありませんでした。チーズケーキを食べた直後でも。
YATSUDOKI プレミアムアップルパイ
おそらく一番人気の商品がこのYATSUDOKI プレミアムアップルパイです。
テレビ番組でも紹介されており、また店を訪れるほとんどの人がこのアップルパイを購入していました。明らかに人気商品です。
値段は370円で、アップルパイとしては結構なお値段ですが、その価値は十分にあります。
サクサクというありきたりな表現では足りないくらいサクサクで、パイ生地だけですでに満足できます。
アップルパイは、時々ベチョベチョしたものがありますが、そういったネガティブな部分は一切ありません。
ヤツドキにいったら絶対に食べるべき一品です。
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