【シャトレーゼ】濃厚ベイクドチーズケーキ、ふわふわスフレチーズケーキ、糖質72%カットのスフレチーズケーキ、ベイクドチーズタルト、トリプルチーズケーキ、ベリーレアチーズ、チーズブッセについて

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独自の配送網を構築することで安くて美味しいスイーツを販売し、絶大なる人気を得ている「シャトレーゼ」。

筆者も小さい頃はよく世話になっているお店ですが、今回この人気店のチーズケーキを調査すべく久しぶりに訪問しました。

さすがシャトレーゼです。何種類ものチーズ系のスイーツがありました。見つけたチーズケーキとチーズ系のスイーツを手当り次第購入し、実食したのでその感想と、シャトレーゼのお店の解説をしていきます。

またなめらかスフレチーズケーキやマーブルチーズケーキは以下のページで紹介しています。
シャトレーゼのチーズケーキ・チーズスイーツ一覧

※すでに販売が終了している商品もあります

目次

濃厚ベイクドチーズケーキ(280円)

シャトレーゼ 濃厚ベイクドチーズケーキ

こちらはシャトレーゼのレジ横にあるショーケースで販売されているケーキの1つです。ショーケース前で注文する形になります。価格は280円。

表面に模様がありますが、これはおそらくクリスマスシーズンだったからだと思われます。ネットの情報をチェックした感じだと普段はとくに模様はありません。

こちらのチーズケーキは側面にタルト生地があるタイプです。

シャトレーゼ 濃厚ベイクドチーズケーキ (7)_R

シャトレーゼ 濃厚ベイクドチーズケーキ (8)_R

見た目が若干黒くバスクチーズケーキに似ており、トロトロの柔らかい質感を想定していましたが、まったく違っていました。

かなりねっとりで濃厚です。「濃厚ベイクドチーズケーキ」という商品名のとおりです。

チーズの味を感じる、大人も楽しめるチーズケーキ

またチーズの味をしっかり感じられます。チーズケーキは、チーズケーキというその名前にもかかわらず、チーズの味はあまり感じられないことが多いです。

しかしシャトレーゼは違います。チーズの味もしっかり感じられる仕上がりであり、クリームチーズをたっぷり使っている証拠でもあります。

シャトレーゼ 濃厚ベイクドチーズケーキ (9)_R

シャトレーゼ 濃厚ベイクドチーズケーキ (1)_R

味は、どちらかといえば甘さは控えめで、チーズの塩気をしっかり感じられます。こういったチーズケーキは、以前プロントで食べたチーズの味が強いチーズケーキに近いです。

【PRONTO プロント】ニューヨークチーズケーキ (6)
プロントのニューヨークチーズケーキ

シャトレーゼは家族連れが多いため、子供向けの甘くてシンプルな味わいの商品が多いのかと思っていました。しかしこのチーズケーキは違っており、チーズの味をしっかり楽しめる大人向けの仕上がりで、独特な味わいなのです。

シャトレーゼ 濃厚ベイクドチーズケーキ (6)_R

※商品説明、値段、カロリー

値段 280円
カロリー 413kcal

フランスブルターニュ産クリームチーズとマスカルポーネチーズをふんだんに使用し、低温でじっくり焼き上げ、なめらかな食感に仕上げた、本格的な濃厚ベイクドチーズケーキです。なめらかな口溶けと、コクのあるチーズのあじわいで、ほんのりレモンが感じられ、濃厚かつさっぱりと食べられるチーズケーキです。タルトは、口の中でほろっとくだけ、アーモンドとバターの香ばしい風味が感じられます。

公式サイト

ふわふわスフレチーズケーキ(200円)

シャトレーゼ ふわふわスフレチーズケーキ (2)_R

シャトレーゼ ふわふわスフレチーズケーキ (5)_R

続いては冷蔵コーナーにあるチーズスフレ。こちらは先のベイクドチーズケーキよりも80円安い200円。

200円で十分すぎるほどのクオリティ

さてこちらは、普通のスフレチーズケーキという感じ。やんわりした口当たりに、心地よい風味。そのなかに若干トロトロした感じがあります。

チーズスフレは安いものだとパサパサしていたり、モサモサしていたり、舌触りが良いとはいないものがありますが、シャトレーゼのスフレはそういった感じはありません。ふわふわ、シュクシュク、わずかにトロッ、という感じで軽快な食感です。

よくあるスフレチーズケーキという感じではありますが、200円でここまで完成度が高いスフレチーズケーキをつくれるのはさすがです。

※値段、カロリー、商品説明

値段 200円
カロリー 291kcal

口の中でふわっとほどけ、スッと溶けるような食感をお楽しみいただけるチーズケーキです。チーズのコクと口どけが合わさることで、濃厚で飽きのこない味に仕上げました。

公式サイトより

糖質72%カットのスフレチーズケーキ(250円、冷凍)

シャトレーゼ 糖質72%カットのスフレチーズケーキ

シャトレーゼ 糖質72%カットのスフレチーズケーキ

続いては冷凍で売っている糖質カットのスフレチーズケーキです。こちらは食べる前に冷蔵庫で解凍する必要があります。

砂糖を体に吸収されにくい糖(エリスリトール、マルチトール)や食物繊維に置き換えており、また小麦粉の代わりに体に吸収されにくいでん粉を使用することで、糖質をカットしているそうです。

サイズは一般的なケーキと同じくらいなのですが、カロリーが156kcal。かなり抑えられています。2つたべても300kcalで、ドーナツ1個よりも低いです。値段は250円です。

糖質オフというだけあり、控えめでさっぱりした味わいです。

コクや甘さも控えめで、チーズの風味も弱いです。先のスフレチーズケーキに比べると、味気なさを感じます。一方で、こういった控えめな味わいがむしろ好きという方もいるはずです。

シャトレーゼ 糖質72%カットのスフレチーズケーキ (10)_R

意外にも食感はしっかりスフレ感があって、ふわ、しゅくといった食感があります。

それにしてもスイーツとしての完成度は高いのではないでしょうか。これくらいしっかりスフレ感を楽しめて、200カロリーを下回るのですから。

ちなみに糖質カットのスイーツは最近ちょっとしたはやりでもあります。スーパーやコンビニでも糖質カットをアピールしたスイーツをよくみかけるようになりました。とくに目立つのはドンレミーでしょうか。

糖質カットをアピールしたスイーツは総じて味気ないのですが、この味気なさが意外とクセになることもあります。ローソンのブランを使った菓子パンシリーズも妙な中毒性があって、ふと食べたくなるときがありました。

糖質オフはブームでもあるので、これから多くのコンビニ、ケーキ屋が販売するはずです。

※値段、カロリー、商品説明

シャトレーゼ 糖質72%カットのスフレチーズケーキ (5)_R

値段 250円
カロリー 156kcal

砂糖の一部を体に吸収されにくい糖(エリスリトール、マルチトール)や食物繊維に置き換え、小麦粉の代わりに体に吸収されにくいでん粉を使用することで、1個当たりの糖質量を5.2g(エリスリトール、マルチトールを除く)に抑えた、糖質を72%カット※したスフレチーズケーキです。口どけの良さとチーズのコクを味わえる、濃厚なスフレチーズケーキに仕上げました。

公式サイト

糖質カットチーズスフレはリニューアルされています。以下のページで新しいものを紹介しています。

また糖質カットはティラミスもあります。

ベイクドチーズタルト(120円)

シャトレーゼ ベイクドチーズタルト (2)_R

続いては焼き菓子と一緒に常温で売られているベイクドチーズタルトです。

常温のチーズタルトではおなじみの、しっとりタルト生地です。そしてバターの風味と、しっとりした舌ざわり心地よい。

一方で、このシンプルなチーズタルトであるにもかかわらず、しっかりチーズの風味があります。

シャトレーゼ ベイクドチーズタルト (1)_R

120円なら十分すぎるほどの美味しさでした。

※値段、カロリー、商品説明など

シャトレーゼ ベイクドチーズタルト (4)_R

値段 120円
カロリー 208kcal

まろやかな酸味が特徴のフランスブルターニュ産クリームチーズをふんだんに使用したクリームチーズ生地を、香ばしいタルト生地に流し込み、低温でじっくりと丁寧に焼き上げました。タルト生地は、チーズの風味を引き立たせ、口溶けの良い、しっとりとした食感に焼き上げています。濃厚でありながらクセの無い味わいに仕上げた、こだわりの焼き菓子です。

公式サイト

トリプルチーズケーキ(300円)※販売終了

トリプルチーズケーキはレア、ベイクド、スフレの3種類のチーズケーキを重ねたチーズケーキです。

上がレアチーズクリーム、中間がねっとりなベイクドです。その下にスフレチーズケーキという構成です。また土台にはスポンジ生地があります。

これまでレアとベイクド、スフレとベイクドなど2種類のチーズケーキを1つにまとめたチーズケーキはたくさんありました(2層のチーズケーキ(ドゥーブルフロマージュなど)の記事一覧)。しかしこのようなレア、スフレ、ベイクドの3種を1つにまとめたチーズケーキは前代未聞です。ついにでたか、ついてやってしまったか、という感じです。

単なるおふざけチーズケーキかと思っていたのですが、そこはシャトレーゼ、味にもまったく妥協がなく、味も食感も十分な仕上がりです。

レアのしっとり、ベイクドのねっとり、スフレのふわふわ、この3つの食感、舌ざわりを同時に楽しめるのはもちろんですが、1つ1つコクがあり、適度な塩味、そして酸味があります。レモンなどの余計な要素は入れていないようで、シンプルにチーズケーキの味わいを楽しめます。

シャトレーゼのトリプルチーズケーキ

美味しいことには間違いないのですが、それぞれの良さがあまり強調されない気もします。個人的には3種のチーズケーキを重ねるよりは、やはり2種類か、あるいは1種でもいいかもしれないと正直思った部分もあります。

とはいえレア、ベイクド、スフレの3種を一度に楽しめるチーズケーキは、今のところシャトレーゼだけが販売しています。一度は食べるべきです。

※商品説明

1個のケーキで、3種類のチーズケーキ(レアチーズ・ベイクドチーズ・スフレチーズ)の味わいが楽しめる、3つのお得感をひとつに詰め込んだチーズケーキです。ほどよい酸味と爽やかさのあるクリーミーなクリームチーズを使った口溶けの良いレアチーズ、濃厚なチーズのコクが味わえるなめらかなベイクドチーズ、脂肪分の高いクリームチーズを使い乳味感が強くふわっと溶けるような食感のスフレチーズ、3つの味わいが口の中で徐々に味わえる、チーズ好きな方におすすめのケーキです。

公式サイト

ベリーレアチーズ(900円)

こちらは冷凍スイーツコーナーにある「ベリーレアチーズ」です。

冷凍庫から取り出しで5分ほどが食べごろとのこと。つまりアイスのチーズケーキです。

シャトレーゼ ベリーレアチーズケーキ (2)_R

シャトレーゼ ベリーレアチーズケーキ (4)_R

シャトレーゼ ベリーレアチーズケーキ (6)_R

シャトレーゼ ベリーレアチーズケーキ (14)_R

特筆すべきはやはりその見た目でしょう。

表面にはマカロン、ストロベリーソース、ラズベリーなどの豪華トッピングがあり、側面のホイップも細かい模様があります。さらに中にもストロベリーレアチーズの層があって断面も華やか。パーティーにもってこいのケーキです。

味は意外とさっぱりめというか、見た目に反してしつこくありません。口当たりが軽やかで、意外とどんどん食べてしまいます。またトッピングが多いですので、食べていて全く飽きることがありません。

やや大きいサイズのケーキなのですが、あっという間食べてしまいました。スイーツに飢えているときであれば、1人で食べられそうな気がします。

※値段、カロリー、商品説明

値段 900円
カロリー 809kcal

クリーミーなレアチーズアイスと、甘酸っぱいストロベリーアイスを組み合せた、コクのあるやさしいおいしさのデザート仕立てのアイスクリームケーキです。フルーティーなストロベリーソースやラズベリー、さらにマカロンでバラエティ豊かなイメージにデザインしました。ホームパーティーや手軽なギフトとしてご利用いただきたい新しいアイスケーキの提案です。

公式サイト

チーズブッセ(100円)

シャトレーゼにはチーズブッセが3種類もあります。どれも100円。

とりあえず全部購入してみました。

チェダー&エダム

それほどクセがない、チェダーとエダムを使用したチーズブッセです。一番食べやすいです。

カマンベール&くるみ

白カビタイプのチーズとしてもっともメジャーなカマンベールチーズを使用したチーズブッセです。付け合せはくるみ。

カマンベールの風味はそれほど強くはなく、カマンベールが苦手な人でも気にならないと思います。そして何よりくるみのゴリゴリした食感がたまらなくいいです。筆者はこちらが一番好きです。

ゴルゴンゾーラ&はちみつ

青カビタイプのチーズとして有名なゴルゴンゾーラを使用したチーズブッセ。はちみつとの組み合わせという、ゴルゴンゾーラでは鉄板の組み合わせです。

こちらもゴルゴンゾーラの風味はそれほど強くないので、苦手の人でも美味しくいただけると思います。

その他ワッフルやクレープケーキ、きんつばなど

他にもワッフルやバウムクーヘン、まんじゅう、せんべいなど洋菓子も和菓子もおいてあります。

最近では糖質をカットしたスイーツにも積極的で、チーズケーキやショートケーキ、シュークリーム、プリンなど、様々なスイーツが糖質カットで登場しています。

また店舗によって、ワインや冷凍ピザ、冷凍肉まんなども販売しており、もはやスイーツに強い総合食品店ともいえます。

多くの商品は、シャトレーゼの公式サイトや公式インスタグラムでチェックできるようになっている(シャトレーゼの商品一覧公式インスタグラム)。ちなみにピザと肉まんも食べましたが、どれも美味しいです。

シャトレーゼとは?(歴史やこだわり)

シャトレーゼは日本に510店舗、海外に60店舗を展開する大手菓子チェーンです。同じく街のケーキ屋として有名な不二家は約800店。コージーコーナーは約400店なので、規模感としてはコージーコーナーと同じくらいです。

シャトレーゼは郊外に多いイメージがありますが、実際は東京でも木場や大井町、大森に店舗があります。また最近では別ブランドのYATSUDOKIは、銀座や自由が丘、阿佐ヶ谷などの地価の高い場所にあります。

※ヤツドキの解説はこちら

YATSUDOKIのアップルパイが人気のようで、テレビ番組のカンブリア宮殿でも紹介されたことがあります(カンブリア宮殿 コロナでも快進撃! スイーツのシャトレーゼの独自戦略)。

YATSUDOKI(ヤツドキ)阿佐ヶ谷店
※ヤツドキ阿佐ヶ谷店

YATSUDOKI(ヤツドキ)のアップルパイの写真 (2)
ヤツドキのアップルパイ

意外と都心から近い場所に店舗があるのです。

1954年創業の実は老舗

シャトレーゼは、実はけっこうな老舗で創業は1954年。もう60年以上も運営していることになります。

創業当時は今川焼き風のお菓子「甘太郎」を売るお店として繁盛していたそうです。社名が「シャトレーゼ」になったのは1967年からで、別会社として運営していたアイスの会社「大和アイス株式会社」と「有限会社甘太郎」を合併させて誕生しました。(シャトレーゼの歴史)。

工場から店舗まで自社で配送、これがシャトレーゼの安さの秘密

シャトレーゼ田柄店

シャトレーゼの最大の特徴といえば、安くて美味しいことですが、その安さの秘密は、独自の生産・配送体制にあります。

材料の多くを契約農家から仕入れており、農場の近くにある自社工場でスイーツを製造。そこから自社の配送トラックで全国の店舗に配送している(シャトレーゼのこだわり)。

製造、配送、販売まですべてシャトレーゼが自社で担っており、中間業者が入りません。だから低価格を維持できのです。決して、安かろう悪かろうではありません。

農場から近い場所に工場を置くのは、配送によって消費されるエネルギーは少なくても済むので、環境にも良いとされています。また契約農家を積極的に利用しているのであれば、国産の材料を積極的に使っていると考えられます。クリームチーズについてはフランス産のものを多用しているようでしたが、極力、国内の材料を使用しようとしている姿勢は評価できます。

またシャトレーゼでは「自然のおいしさと。人を想うおいしさと。」のスローガンのもと極力添加物を使わずに、スイーツを製造しています。バウムクーヘンのお店ユーハイムも材料と製法に非常にこだわっていました。やはり長く続くお店は、材料と製法にこだわっている(ユーハイムの話)。

シャトレーゼにはチーズケーキとチーズ系のスイーツがたくさんある

シャトレーゼの商品ラインナップについて簡単に紹介していきます。

シャトレーゼはチーズケーキだけでも5種類ほどありました。探せばもっとあるかもしれません。

チーズ系のスイーツでいえば、他にもチーズブッセがあります。しかも3種類も。

シャトレーゼ

各種リンク(公式サイトやお店のSNSなど)

シャトレーゼの公式サイトは以下から。またTwitterでの口コミなどもいかから調べることができます。

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