西武池袋の洋菓子コーナーを散策していたところ、興味深いスイーツを見つけました。最近扱う店が増えているプリンタルトのような菓子「フラン」にチーズを合わせたケーキです。

販売しているのは「シェ・シバタ」というお店で、商品名は「フランフロマージュ」です。フランとして販売されているのですが、見た目、そして味は非常にチーズケーキに近いという、不思議なお菓子でした。どんなスイーツだったのか具体的に紹介していきます。

シェ・シバタについて
今回は、西武池袋にある「シェ・シバタ」を利用しました。同店はTV番組でも度々見かける柴田 武シェフが手がけるパティスリーで、現在、岐阜、名古屋、池袋に出店しています。フランス菓子を手がけるいわゆるパティスリーで、技巧を凝らしたプチガトーのほか、フランスの伝統的な焼き菓子を手掛けています。

フラン×チーズのフランフロマージュ
そんなシェ・シバタで今回購入したのが、「フランフロマージュ」という商品です。

価格は税込み981円。サイズはそれなりに大きいです。


底と側面にタルトを敷き詰め、本体の生地は薄い黄色をしています。フロマージュはフランス語でチーズを意味します。つまりこのケーキは、フランに、チーズを混ぜたケーキです。そして見た目はチーズケーキ、あるいはチーズタルトです。


フランとは?
ここで簡単にフランについて解説します。フランはタルト生地に卵ベースの生地をのせた菓子として知られています。ものすごく簡単にいえばエッグタルトのような食べ物です。フランス菓子のイメージがありますが、イギリスやスペインなどヨーロッパ各地で見られます。現在、日本でじわじわ見られるようになっている、エッグタルトのようなフランは、特に「フランパティシエ」と呼ばれています。

このフランが、日本で最近見られるようになったのは、2024年頃にオープンした2つのお店がきっかけです。1つはフランを看板商品に掲げるパティスリー「MORI YOSHIDA」。もう1つはフラン専門店「PAQUET MONTÉ(パケモンテ)」です。この2つの店が多数のメディアで取り上げられたことで、フランも一緒に話題になりました。

現在ではパティスリーだけでなく、コンビニでも販売されているほか、今回筆者が購入したチーズを使ったバージョンも発売されています。ちなみにこのチーズを使ったフランは、アンリ・シャルパンティエでも販売されています。



フランについては以下のnoteでも紹介しています。

フランとチーズケーキは食べ物として近い
見た目もそうですが、フランはチーズケーキに非常に近い食べ物といえます。というのもフランもチーズケーキ(特にベイクドタイプ)も、卵を使った混ぜものであるカスタードという材料を使っているからです。フランとチーズケーキは、親戚、あるいは兄弟ともいえます。今回購入したフランフロマージュは、そもそもチーズケーキと近い食べ物であったフランに、チーズを使っています。これはもはやチーズケーキの一種といっても、嘘にはならないでしょう。
実際、店頭の札には「クリームチーズをたっぷり使用したフラン風チーズタルト」と説明書きがありました。フランでもあり、チーズケーキの一種チーズタルトでもある、そんなケーキであるといえます。
フランフロマージュを食べた感想
さてフランの説明が長引きました。ここから食べた感想を紹介します。

アパレイユは、ねっとりした質感で、舌触りは非常になめらかです。ねっとりなめらかなチーズケーキを食べているかのようです。そしてタルト生地はある程度まとまりがありますが、口に入れると、ほろほろと崩れていき、歯ごたえの良さを堪能させてくれます。

そして味ですが、商品名にフランという名前がついているので卵感が強いのかと予想していましたが、クリームチーズのクリーミーさとコクをぐっと感じました。表面にはナパージュをほどこしているようで、ややフルーティーな甘味も感じます。そしてタルト生地の香ばしい味も合わさり、一見シンプルに見えるケーキながら、口のなかで色々な表情を見せてくれる、飽きないおいしさのケーキとなっていました。

ほかではなかなかいただけない、フランでもあり、チーズケーキでもあるスイーツです。ぜひ一度、味わってみてください。
補足情報
- お店:シェ・シバタ(今回は西武池袋店を利用)
- 商品名:フランフロマージュ
- 価格:981円





