2020年の7月28日からセブンイレブンで順次販売となっている「キャラメルバスクチーズケーキ」。
前回同社がバスクチーズケーキを発売したのは2019年の10月。それから約10ヶ月の時を経て、バスクチーズケーキとキャラメルをコラボさせたスイーツを発売した。
形やパッケージのデザインは前回とほぼ同じで、値段はキャラメルが10円高い。
ちなみにキャラメルバスクチーズケーキと、従来のバスクチーズケーキは、一緒に並べて発売されている。同時に食べ比べができるわけである。
※従来のバスクチーズケーキについて
これまで発売されてきたフレーバー系バスクチーズケーキ
2019年3月に、ローソンからバスチーが発売されたことがきっかけで、バスクチーズケーキはコンビニ、スーパー、ファミリーレストランなどいたるところで見かけるようになった。
そして、2020年になってからは、抹茶バスクチーズケーキやバナナバスクチーズケーキなど、フレーバーをかけ合わせたバスクチーズケーキが発売されるようになった。
その一例は紹介する。
上記のように、フレーバー系のバスクチーズケーキはこれまでもあった。
キャラメル×バスクチーズケーキがコンビニで発売されるのは初
一方で、キャラメルとバスクチーズケーキを混ぜたものは、2020年の1月頃に大手洋菓子屋のアンテノールが発売して以来だ。
アンテノールでは「塩キャラメルバスクチーズケーキ」として発売された。筆者まだ食べていない。全国区でキャラメルバスクチーズケーキが発売されるのは今回が初となる。
バスクチーズケーキのブームは終焉したと思っていたが、2020年の7月のローソンの抹茶バスクチーズケーキや、今回のキャラメルバスクチーズケーキなどが発売されるのをあたり、まだまだ「バスクチーズケーキ」という名前がもつパワーは健在のようだ。
【実食レポ】キャラメルバスクチーズケーキ
さて本題、セブンイレブンのキャラメルバスクチーズケーキについて。
サイズはローソンのバスチーとほぼ同じだ。
キャラメルとはなにか?
キャラメルは、「カラメル」や「カラメルソース」と名前が似ているので何がなんだかよくわからなくなってくるが、キャラメルとは砂糖を牛乳で煮詰めるお菓子のことだ。
キャラメルバスクチーズケーキは、シンプルに表現するなら、バスクチーズケーキにカラメルと牛乳をまぜたチーズケーキということになる。
ちなみにバスクチーズケーキは、クリームチーズと生クリームを使っている。キャラメルバスクチーズケーキは、さらに牛乳も使う。つまり、クリームチーズ、生クリーム、牛乳の3種の乳製品を使ったチーズケーキなわけだ。
これにヨーグルやサワークリームもまぜて、乳製品を総動員させたケーキをつくってみたいものだ。
キャラメル感が強い
口にいれると、濃厚でねっとりした食感を感じられるとともに、キャラメルのミルキーな風味がひろがる。
ねっとりした食感と甘さ、塩味、ミルク感は敵対せず、全部調和しており、キャラメルとチーズケーキの相性が悪くないことは、食べれば容易にわかる。
他店で過去に塩キャラメルバスクチーズケーキが発売された例からもわかるように、やはりチーズケーキとキャラメルの相性はいいのだろう。
ただしキャラメルの主張がいささか強すぎるようにも感じてしまう。キャラメルの主張のせいで、バスクチーズケーキがもつ、クリームチーズや生クリームの風味やうま味が感じにくくなっているのだ。それが少し残念でもある。
もちろんキャラメルバスクチーズケーキは、これはこれでおいしいスイーツではあるが。
ちなみにキャラメルチーズケーキであれば、「La Boheme(ラポーム)」というカフェ・レストランで、かなり前から置いていた。
「La Boheme」のキャラメルチーズケーキ。ベイクドチーズケーキにキャラメルを混ぜたタイプ。とても濃厚で、 これをバスクとして販売しても問題なさそうだ。
値段、カロリー、商品説明など
値段 | 248円 |
カロリー | 274kcal |
製造者・販売者 | デリカシェフ |
コクのあるキャラメルと濃厚でクリーミーなチーズケーキの味わいをバランスよく組み合わせました。