THE CITY BAKERY(シティベーカリー)は1990年にニューヨークで創業し、2010年に日本に上陸し、現在は東京、大阪、福岡や長野など30近い店舗があるベーカリーです。
カフェスペースやレストランを併設した店舗もあり、一部の店舗ではチーズケーキやパイを使ったケーキも販売しています。今回紹介するアプリコットレアチーズケーキもケーキメニューの1つです。
チーズケーキを販売するベーカリーは多くあります。その多くは常温保存ができる焼き菓子系のチーズケーキ、あるいは要冷蔵でもベイクドチーズケーキがほとんどです。やはりベーカリーはオーブンを使った料理を販売すべきという思いがあるのでしょうか。ゆえにレアチーズケーキを販売するベーカリーは非常に珍しいです。
今回は東京、中目黒にある店舗を訪問しました。カフェ併設のベーカリーといった感じで、パンとケーキ、軽食が販売されています。
ちなみにチーズケーキは他にもNYチーズケーキがあります。こちらは以前、このブログでも紹介しました。濃厚で食べごたえのあるチーズケーキでした。
アプリコットレアチーズケーキは2019年に訪問した時にはなかった商品です。ここ最近(2022年頃か)販売されたチーズケーキなのでしょうか。
アプリコットの果肉がたっぷり入ったレアチーズケーキ
土台にはクランブル、アパレイユ(レアチーズ部分)にはアプリコットの果肉が入っています。また表面にはアプリコットのジュレの層があります。
アプリコットはチーズケーキに使われる定番の材料です。表面をコーティングする目的や味にアクセントを加える目的でよく使われます。これまでもアプリコットを使ったチーズケーキをいくつか紹介してきました。
The city bakeryのレアチーズケーキもアプリコットを使っていますが、こちらは表面だけでなく、果肉も使っています。このようなアプリコットの果肉も一緒に入れているチーズケーキは多くはありません。
そしてアプリコットの果肉がとても印象的です。アプリコットの食感、甘み、酸味をここぞとばかりに楽しめます。アクセントというよりは、レアチーズとアプリコットのコントラストを楽しめる、そんな印象です。
クッキー生地、レアチーズ、アプリコットなど食感の彩りも豊かで、味も多彩です。ベーカリーというパンが本業のチーズケーキでありながら、妥協がなくこだわりを感じる一品でした。
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