他ではいただけないむっちりした食感が魅力のプレッツェルクロワッサンや自家製マシュマロ、こだわりのホットチョコレートなど、魅力的なメニューをたくさん手掛ける「THE CITY BAKERY(ザ・シティベーカリー)」。
1990年にニューヨーク・ユニオンスクエアで創業し、2013年には日本1号店が大阪にオープンして、今では40店舗以上を展開し、現在でもどんどん店舗を増やしている人気店です。

その名前のとおりベーカリーなのですが、多くの店舗でカフェ・レストランを併設し、ケーキを提供しています。定番のベイクドチーズケーキは過去に紹介しました。

今回紹介するのはこの夏に追加された「シトラスレアチーズケーキ」です。


シトラスレアチーズケーキ(734円)
価格は734円で、季節限定の可能性があります。


一見すると、夏のシーズンによく見かける「爽やかなレアチーズケーキ」のようですが、その中身は同店ならではのこだわりが詰まっていました。
全体で3層になっており、上から柑橘系の果物の果皮を合わせたジュレ、レアチーズケーキで、一番下はタルト生地です。



タルト生地は全体の40%程度を占めており、一般的なチーズケーキに比べると厚めです。
しかも2つの質感があります。上部はパウンドケーキのようにふわふわ、底はクッキーのようにザクザクという、 1つで2つの質感を内包しています。
柑橘系の果物を使った、ジュレ状のソースをのせたよくあるレアチーズケーキかと思っていたのですが、全然違っていました。厚めのタルト層を備え、さらに果皮をたっぷり使ったジュレを表面に添えた、珍しいチーズケーキです。いったいどんな味、食感を楽しめるのでしょうか。
食べた感想
表面のシトラスジュレ部分は、果肉・果皮のコリッという食感があるほか、酸味だけでなく、柑橘系に特有の苦味がぐっとあって、穏やかな酸味と上品な苦味のデュオを楽しめるようになっています。
チェーン店でありながら、好き嫌いがわかれそうな、柑橘系が持つ上品な苦味を表現しており感心しました。


そしてレアチーズ部分は、ほどよく空気を含んだ、ふわふわ、しっとりした質感で、味はクリーミーですっきりした印象がある一方で、クリームチーズに特有のコクもしっかり味わえます。
底のタルト生地は上の部分がパウンドケーキのようなふわふわした食感で、底はクッキーのようにザクザクです。焼き菓子のようなまろやかな甘味に加えて、どこかホワイトチョコを思わせるようなクリーミーな甘味も感じます。


3層を一緒に食べると、シトラスの苦味、レアチーズのクリーミーさ、タルト生地の香ばしい甘味が口のなかでいい具合に混ざりあい、溶け合い、爽やかさも上品さもある、優雅な味わいを楽しめます。
この季節によく見られる、柑橘系の風味を追加したありきたりなレアチーズケーキではなく、この店ならではの工夫を感じる味と食感を楽しめるまさに絶品のチーズケーキでした。
700円以上のチーズケーキではありますが、その分、レベルは高いです。生活圏内に「THE CITY BAKERY(ザ・シティベーカリー)」があるという方はぜひ試してみてください。





