MARK CAFE&GRILL(マークカフェアンドグリル)は、東京の銀座5丁目にある店です。2021年10月にオープンした店で、一見普通のカフェなのですが、「AMPLEUR SKINCARE LOUNGE」というスキンケア商品を販売する店が併設されている不思議な作りです。
コンセプトは「おいしいものをたくさん食べて飲んで、健やかに。」です。特別健康的なメニューがあるわけではありませんが、メニューにはそれぞれこだわりがあります。特に肉料理は、中目黒にある姉妹店「マークカツオカグリル」でも出しているものだそうです。小さいカフェでありながら、出している料理は本格的です。
チーズケーキは2種類ありました。一般的なベイクドチーズケーキと、チーズケーキパフェです。
ベイクドチーズケーキ
まずこちらがベイクドチーズケーキです。
表面はいい具合の焼き色です。若干焼き菓子のような質感も見て取れます。トッピングにはホイップクリームとベリーソースとミントで、「これぞカフェのチーズケーキ」といった感じの外見です。こういった「ザ・ベイクドチーズケーキ」ともいうべきチーズケーキを最近食べていなかったので、なんだか嬉しくなります。味については、良い意味で予想通りのベイクドチーズケーキです。すっきりした甘みと控えめのコクにレモンの酸味がいいアクセントになっています。食感は少し焼き菓子感があります。ふわふわとしっとりの中間くらいといった印象です。
バスクチーズケーキのような、薄力粉やコーンスターチといった粉ものを極力使わず、生クリームやクリームチーズを多めに使う濃厚なチーズケーキが最近では主流です。ゆえに今回のような超オーソドックスなベイクドチーズケーキはなかなか見られなくなりました。その意味では、どこか懐かしさのようなものを感じるチーズケーキでした。
チーズケーキパフェ
もう1つのスイーツがこちらのチーズケーキパフェです。
ご覧の通り、チーズケーキというよりはパフェです。つまり、チーズケーキの味も楽しめるパフェです。中間の白い部分がクリームチーズを使ったクリームのようです。言いかえるならレアチーズを使ったパフェです。
ちなみにチーズケーキとパフェの組み合わせは、以前ファミリーレストランのジョナサンでもいただきました。「ヨーグルトチーズケーキパフェ」という商品です。
現在はもう販売していませんが、こちらはパフェにそのままのチーズケーキがのっかっているという、なんとも豪快なパフェです。
MARK CAFE&GRILLのチーズケーキパフェは、「チーズケーキパフェ」といわれても食べるまでどこにチーズケーキがあるのかわかりません。豪快さよりも上品さ可愛らしさを追求したのだと思いますが、ジョナサンのパフェのほうがチーズケーキパフェの名前にふさわしいように思います。
さて、MARK CAFE&GRILLのチーズケーキパフェはレアチーズ以外の材料としては、コーンフレークのようなものやベリーソース、ゼリー、オレンジなどが入っています。上から下へと材料が変わっているパフェを食べる楽しさを存分に感じさせてくれる一品です。