京都・三条にある「バーカオス」。
アングラな雰囲気のバーとして、スパイスカレーが美味しいお店として、SNSで人気だったが、実は自家製のチーズケーキも提供している。
新型コロナの影響で、地方配送をはじめたとの情報もらったので、注文してみたのだが、これがなかなか独特なチーズケーキだった。
バーカオスのチーズケーキ
バーカオスにはオンライストア的なものがないので、お店のインスタグラムアカウントにダイレクトメッセージを送ることで注文できる。
チーズケーキのオンライ販売は、今だけかもしれないので、気になっている方は早めに注文したほうがいいかもしれない。もちろんお店にいけばいつでも食べられるのだが。
さてチーズケーキだが、表面を焦げているのでバスクチーズケーキっぽさはあるが、バスクチーズケーキとはだいぶ違う。
お店のSNSをみると当初はバスクチーズケーキとして作っていたそうだが、改良を加えるうちに、バスクチーズケーキとはまた違う、個性的なチーズケーキになったそうだ。
数種類のチーズをブレンドしたチーズケーキ
さてこのチーズケーキだが、数種類のチーズをブレンドさせているらしい。その内訳は紹介されていなかったが、クリームチーズとブルーチーズは使っているだろう。
普通のバスクチーズケーキはクリームチーズを大量につかうことで、濃厚に仕上げる。一方でこのチーズケーキは色々なチーズをブレンドさせることで、深みのある独特な味を再現しているの。
その味の深みは病みつきになるような味を演出していて、食べる手が止まらなくなってしまう。まさに魅惑的なチーズケーキだ。
また砂糖を使わず、はちみつかシロップで甘みをつけているのだろうか、ものすごい独特な質感をしている。
表面はキャラメルのような味があったので、水飴かもしれない。
付属の胡椒をまずして食べると、あっという間にお酒に合いそうな味になる。僕はあまりお酒が得意ではないのだが、お酒好きの方にもぜひ試してみて欲しい。
冷凍で食べると場合と、解凍してから食べる場合とで表情がかわるチーズケーキ
ちなみにこのチーズケーキは小麦粉を使っていないそうで、常温に戻すと形が崩れてしまう。
もちろんそれはそれで美味しいのだが、まずは解凍せず冷凍状態で食べて欲しい。
というのも冷凍状態で食べる場合と解凍してから食べる場合とでは、食感や風味、味わいが全然違うからだ。
冷凍状態だとチーズアイスっぽさがあって、スイーツ感が増す。一方で解凍するとチーズの塩味と風味が強調されて、酒のつまみによさげな味になる。
どちらがおすすめということはいえないので、両方のパターンで食べることを強くおすすめしたい。
パティスリーやケーキ屋には個性的なチーズケーキ
さすがお酒を提供する出すお店が作ったチーズケーキだ。味も風味も独特で、魅惑の魅力を備えていた。
こういったブルーチーズを使用した個性的でワイルドなチーズケーキは、技工を凝らしたり、繊細な味・食感を追求するケーキ屋やパティスリーなどでは見られない。お酒を提供するバーやレストランに特有だ。
バーやレストランのチーズケーキは、本来お店を利用しないと食べられないのだが、新型コロナの影響もあって多くのお店が配送をはじめた。
お店でしか食べられないようなチーズケーキが、家でも食べられる良い機会だった。
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