「BUNDOZA (ブンドーザ)」は銀座一丁目駅から徒歩3分くらいの場所にあるカフェです。
「ザ・スクエアホテル銀座」の1階にあり、ホテルの受け付けが併設されています。
今風のホテルというだけとってもオシャレ。
そんなオシャレカフェ&バーのチーズケーキは一風変わっています。
一般的なチーズケーキは、アクセントとしてクッキー生地がありますが、こちらのチーズケーキは、クッキーが主役なのです。
「BUNDOZA」のブンドーザチーズケーキ
ホテルの1階。ラウンジ兼バー兼カフェのような場所です。
高めのイスのテーブル席にカウンター席があります。
そんな洒落たお店が出すチーズケーキがこちら。
アヒージョでも作りそうな感じの耐熱カップ。
この手のチーズケーキは、オサレカフェで見かけます。
過去には渋谷のコーヒー焙煎のお店、そして三軒茶屋のチーズケーキ専門店でも見かけました。
レアチーズケーキをカップにいれてしまったチーズケーキ
ケーキといえば、自立しているのが一般的ですが、このようなタイプのチーズケーキは、自立なんて概念は存在しません。
ケーキとはいったいなんなのか?
そんな風に考えさせられるチーズケーキです。
ビスケットにチーズクリームをつけて食べるスイーツ
味の解説を。
まずは、クリーム状のものを一口。
とりあえずこちらがチーズケーキのようです。
濃厚で重みある口当たりとともに、乳酸系の酸味がブワッと口の中に広がります。
かなり濃厚です。
そして目立つ酸味。
本当にチーズの甘みとコクに包まれるような感じ。
これだけでも十分に満足できます。
ちなみに上にかかっている褐色の粉はコーヒー粉のようで、一緒に食べるとコーヒーの苦味と一緒に楽しめます。
存在感のある酸味と、コーヒーのビターな風味はマッチしています。ティラミスよりもわずかに甘さ控えめ。
さらになかには砕いたビスケットが入っています。
しかも結構な量。
一般的なチーズケーキは、ビスケットを砕いて固めた層を土台として使います。
一般的なチーズケーキ。下の層が土台。
しかし土台は、全体の2割~3割程度で、ビスケットの風味や食感は、飾りでしかありません。
一方で、ブンドーザのチーズケーキはビスケットが6割、チーズクリームが4割くらい。
つまり、チーズケーキを食べているというよりは、ビスケットに濃厚なチーズクリームをつけて食べている感じなのです。
これをチーズケーキと呼んでいいのか。
率直な感想をいえば、チーズケーキではなく、クリームをつけて食べるクッキーです。
しかしながら、濃厚なチーズクリームもおいしい。
ビスケットももちろんおいしい。
スイーツとしてはとても完成度が高く、これはこれで新しいチーズ系の菓子の1つなのではないか。
そんな風に思います。
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