「Cheesecake HOLIC(チーズケーキホリック)」は、広尾の「長谷川稔」が手掛けるチーズケーキです。そんな人気のチーズケーキホリックのクリームチーズケーキとカマンベールチーズケーキの2つのチーズケーキを紹介します。
クリームチーズケーキ
まず、こちらは看板商品のクリームチーズケーキです。
箱の上品さは満点。シンプルなデザインに高級感のある箱。プレゼント、手土産にもピッタリです。
※動画もあるので時間がある方はぜひこちらも。
注)解凍後は早めに食べること
冷凍で届くので、食べる前に冷蔵で7時間ほど解凍する必要があるのですが、美味しく食べるためには、7時間解凍でまずは食べることを強くおすすめします。
というのも解凍時間が長くなると水がでてしまい、せっかくの食感が損なわれてしまうからです。注意書きにも書かれています。
冷蔵庫、冷凍庫の状態にもよりますが7時間、8時間程度なら水がでることはないと思います。
ただし配送の状態や自宅の冷凍庫、冷蔵庫のコンディションもあるので、確実なことはいえませんが、とにかく解凍しすぎないことをおすすめします。
半分にカットしているのはありがたい
延べ棒タイプのチーズケーキですが半分に切られています。正直これはとてもありがたいです。カットの手間が省け、半分ずつ解凍して食べることができます。
ちなみにこのチーズケーキは掴んだだけでぐにゃりとなってしまうくらい柔らかいです。お皿に取り分ける際は注意してください。ギリギリの質感を攻めています。
小夏、はるか、ライムの風味が心地よい
口にいれた瞬間、ほどよい甘さと、スパイスっぽい香りが口のなかに広がります。
普通チーズケーキは、レモンを使って酸味を加えるのですが、こちらは四国産の小夏、はるか、ライムを使用しています。これまで多くのチーズケーキを食べてきたのですが3種類の柑橘系材料を使うチーズケーキはなかなかお目にかかれません。
また酸っぱいとも違う、微妙に生姜っぽいというか、辛味があるというか、不思議な風味があります。
この柑橘系材料の風味と、謙虚な甘味、塩味が口のなかで踊り合います。
さすがはレストランが開発したチーズケーキ。上品で奥深い味で、お酒などにも合いそうです。
思わずリピートとしたチーズケーキ
色々なチーズケーキを食べたいので、同じチーズケーキをもう一度買うことはほとんどないのですが、チーズホリックはその印象的な味が忘れられなくて、思わずリピートしてしまいました。
2回目は後に紹介するカマンベールチーズケーキとクリームチーズのハーフサイズのセットを購入。相変わらず美味しいチーズケーキでした。
カマンベールチーズケーキ
続いてはカマンベールチーズケーキです。ハーブサイズを購入しました。
こちらは「フランス・ノルマンディ産、Fromagerie du Val d’Ay の伝統的な手法で作られた『カマンベール ドゥ ノルマンディー』という高級チーズを使用」とのことです。
クリームチーズもそうですが、やはりカマンベールの品質にも妥協が一切ありません。
クリームチーズケーキと同じく、かなり柔らかい質感です。「自立するギリギリ」の柔らかさで、口にいれるととろけます。これが「チーズケーキなのか…」とあ然とするほどしっとりした舌ざわりです。
こちらにも柑橘系の材料が使われており、その心地よい苦味、酸味を感じます。さらにカマンベールの風味が混ざります。
濃厚で、甘さは控えめ。チーズの風味、旨味が主体で、クリームチーズの心地よさと、カマンベールの奥深さが、相互に、あるいは一体となって口のなかを駆け巡ります。
美味しいのはもちろんですが「このチーズケーキ面白い!」という感想も抱かせてくれます。
その一口から無限にも感じるほど多種多様な味、風味が飛び出す。チーズケーキの魅力を突き詰めた一品だといえます。
Cheesecake HOLICとは?
「Cheesecake HOLIC」の特徴を簡単に紹介します。
「長谷川稔」がプロデュースするブランド
Cheesecake HOLICは創作料理レストランの「長谷川稔」のメンバーが開発したチーズケーキです。「長谷川稔」はその名のとおり長谷川シェフが運営するレストランです。東京の広尾にある創作料理屋で口コミサイトでは高評価を得ています。
食べログの分類では「イノベーティブ・フュージョン」というジャンルになっています。音楽ジャンルっぽさがありますが料理のジャンルです。「イノベーティブ・フュージョン」は、つまるところ和洋中、ジャンルにとらわれず革新的な料理を創作するジャンルです。ミシュランでも正式な料理ジャンルにもなっています。
「Cheesecake HOLIC」は、そんなイノベーティブ・フュージョンな料理を提供するお店のブランドなのです。
カマンベール、ブルーチーズ、季節限定フレーバーも
今回紹介したクリーム以外にも、カマンベールやブルーチーズを使ったチーズケーキも販売しています。期間限定でプリンチーズケーキやナツメグチーズケーキといったフレーバーもあります。
他にも季節によって生チョコを使ったチーズケーキを販売していることがあります。
またありがたいことにこれらのフレーバーをハーフサイズで販売しています。
「ホールサイズはちょっと食べ切れない」という場合でも、1日で食べ切れるハーフサイズがあるので、色々なフレーバーを試せます。
Makuakeでも人気だった
「Cheesecake HOLIC」はMakuakeにも掲載していました(現在終了)。
※Makuakeのページをみる
Makuakeとは、まだ一般販売されていない商品を実験的に販売するショッピングサイトです。
過去にはバスクチーズケーキ専門店のBELTZ、Mr. CHEESECAKEも、Makuakeで実験販売をしていました。現在でもチーズケーキを検索すればいくつかのお店が購入者を募集しており、最新の革新的なチーズケーキをいち早く食べられる場合があります。
「Cheesecake HOLIC」も、2020年の3月頃からMakuakeに掲載しており、これがものすごい人気で、記録的ヒットになりました。
値段、日持ち、購入方法、公式サイトなど
購入ページ 公式サイト |
[CheesecakeHOLIC公式サイト] 楽天(公式が販売) |
値段 | 4950円 (クリームチーズケーキ) |
日持ち | 約30日間(冷凍) |
備考 | 冷蔵庫で箱のまま7時間 |
濃厚なチーズの旨みとコクを味わえるチーズケーキです。希少な北海道産「月のチーズ」をメインにフランス産チーズを複数ブレンド。レモンを一切使用せず、四国産の小夏・はるか・ライムを使用し、チーズの旨みを引き立たせつつさっぱりとした程よい酸味を加えています。
無限に欲しくなる「中毒性」を持った最高なチーズケーキです。
余談:Mr.Cheesecakeとの比較
箱からチーズケーキの形までミスターチーズケーキに似ていたので、思わず比較を作ってしまいました。
右がMr.Cheesecake
右がMr.Cheesecake
Mr. CheesecakeもMakuakeで購入者を募集していたことがあります。どちらも目標金額を大きく上回る購入者を獲得し話題になりました。
具体的な比較は以下のとおり。
Cheesecake HOLIC | Mr. Cheesecake | |
---|---|---|
値段 | 4950円 (クリームチーズケーキ) |
3459円 (化粧箱つきは4320円) |
サイズ | 約17cm 約410g | 17cm480g |
食べ方 | 冷蔵庫で箱のまま7時間、 完全に解凍してから必ず冷たい状態で食べる |
冷凍、半解凍、全解凍でも食べられる |
原材料 | クリームチーズ、生クリーム、砂糖、フレッシュチーズ、乳清、卵、小麦粉、小夏果汁、はるか果汁、ライム果汁 | クリームチーズ、サワークリーム、ヨーグルト、生クリーム、グラニュー糖、ホワイトチョコレート、卵黄、バニラ、トンカ豆、レモン、コーンスターチ、乳化剤 |
キャッチコピー | ・禁断の「幸せ」中毒を。 ・世界一のチーズケーキへ ・一生忘れない、一生わすれたくない |
・世界一じゃなく、あなたの人生最高に。 ・香りが織りなす新しい体験 ・レストランデザートのような儚い口溶け |
個人的な感想をいえばCheesecake HOLICとMr. Cheesecakeは、似ているけど全然別物です。
Cheesecake HOLICはさっぱりしていて、酸味やスパイスの風味、苦味が印象的です。一方のMr. Cheesecakeはトンカ豆という独特の材料が持つ香りと、乳化にこだわったという独特の口どけが特徴です。
どちらが好きかは完全に個人の好みによると思います。個人的には正直、どちらも好きです。どちらも一度は食べてほしいチーズケーキです。
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