東京・大塚【パティスリー クルール】のチーズケーキを実食|南大塚の街並みに馴染む、素敵なパティスリー

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「パティスリークルール」は、JR山手線・大塚駅から徒歩10分、都営大江戸線・新大塚駅から徒歩1分の場所にある小さなパティスリーだ。

今回はこちらで食べたチーズケーキを紹介する。

目次

パティスリークルールとは?

山手線大塚駅を出て、文京区のほうに南下していくと、パティスリークルールはみえてくる。お店は豊島区にあるのだが、場所は文京区との境目あたりで、数歩移動すれば文京区になる。

パティスリーとはいっても、銀座のブティックやサロンを思わせるようなゴテゴテした感じではない。

ベーカリーを思わせるような落ち着いた雰囲気のお店であり、高級住宅地でもない、下町でもない、平均的な住宅が多い南大塚の街に、とてもよく馴染んでいる。

店内に入ると、香ばしいバターの匂いとともに、美しいケーキたちが出迎えてくれる。

定番の焼き菓子にクロワッサンを中心とするパン。そして生洋菓子。

新大塚 パティスリークレール
フィナンシェ

パティスリーでありながら、あんバターパンや塩バターパンといった馴染みのあるパンも置いている。

日常感と非日常感の両方をもつ素敵なパティスリー

クルールはパティスリーでありながら、まったく気取った感じがない。

有名なパティスリーのなかには、「サヴァランヴァンルージュ」や「サントンーレアアノアドココ」といった読み方がわからないケーキばかりのお店や、上品なお客さんが多いお店もある。非日常感は大きいが、それゆえに入店に躊躇してしまうことも。

一方で、クルールはパティスリーでありながら、プリンやチーズケーキ、ガトーショコラ、ショートケーキといった聞きなれたケーキがあるし、そうでないケーキであっても、「マリエ」や「アラビック」といったシンプルな商品名だから注文しやすい。

気取った感じはない。だからといってチープな感じもない。

シュークリームやチーズケーキ、ショートケーキといった食べ慣れたケーキもありつつ、大手チェーン系のケーキ屋にはない、個性的なケーキもある。

日常感と非日常感をうまい具合に内包させている。

食べログやGoogleの口コミもチェックしてみたが、「店の雰囲気がいい」「店員さんの愛想がいい」「普段使いしたいお店」といった、肯定的な意見が多かった。

パティスリーといえば、普通はスタッフの対応が悪いという意見が必ずあるものだが、そういった意見もない。(食べログGoogleの口コミ

大塚駅周辺のケーキ屋は、こちらのお店が初めてだが、とても素敵なお店に出会ってしまった。

【実食レポ】チーズケーキ(480円)

古典的なパティスリーはいわゆる普通のベイクドチーズケーキを置かない場合もあるが、クルールにはチーズケーキがある。

値段は480円。高いと感じるかもしれないが、パティスリーとしては平均的な値段だ。

新大塚 パティスリークレール (21)

新大塚 パティスリークレール (25)

美しいチーズケーキ

新大塚 パティスリークレール (1)

新大塚 パティスリークレール (1)

新大塚 パティスリークレール (1)

新大塚 パティスリークレール (1)

土台にクッキー生地をしき、いい具合に焼けているオーソドックスなチーズケーキだ。変わった点といえばクッキー生地には厚みがあるところだろうか。

シンプルなチーズケーキではあるが、色の具合もよく、また断面の美しさもかなりもので、非常に芸術的。食べるのがもったいないくらいだ。

ボリューム感があるずっしりしたチーズケーキ

新大塚 パティスリークレール (1)

新大塚 パティスリークレール (1)

食感が非常にいい。中身がしっかり詰まった感じがあり、重量を感じる。

ねっとりともしっとりともいえる舌ざわりで、コクもあって鼻に抜けてい風味も、喉からこみ上げる風味もいいので、コーヒーともよく合う(多分お茶ともよく合う)。

丁寧さも豪快さも感じる一品

新大塚 パティスリークレール (1)

特筆すべきはやはり厚めのクッキー生地だろう。「サクッ」とした楽しい食感があり、またバターの心地よい風味も感じられて、全体に彩りを添えている。

全体にずっしりした、食べごたえのある印象ではあるが、クッキー生地のサクサク感をしっかり保持しているあたりは、仕事の丁寧さもうかがえる。

豪快さと丁寧さ、その両方を感じるチーズケーキであった。

お店の詳細(公式サイトや営業時間、場所など)

終わりに

他にも当ブログでは色々パティスリーのチーズケーキを紹介している。

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