今回紹介するのはファミリーマートから3月17日に発売された「濃厚ベイクドティラミス」です。
ティラミスは焼かないのが一般的なのですが、これは「濃厚ベイクドティラミス」です。
つまり、焼いたティラミス。
で、これがなんとも衝撃的でした。まだ食べていないなら絶対に食べるべきです。ティラミスが苦手でないのなら絶対に食べるべきです。
ファミリーマートの濃厚ベイクドティラミスを実食
表面は至って普通のティラミスです。
値段は230円。200円を超える若干高めの値段設定。
公式の解説は以下の通り。
シロップを含ませたコーヒースポンジとミルキーなマスカルポーネ生地を焼き上げた、濃厚な味わいのティラミスです。北海道産マスカルポーネをブレンドしました。
公式サイトより
こんなの初めて!ねっとりしたティラミス
一口食べた瞬間、圧倒されました。なんとティラミスなのに「ねっとり」しているのです。濃厚なチーズケーキのように。
ティラミスといえば、滑らかなチーズであるマスカルポーネの口溶けの良さや、しっとり感を前面に出したものがほとんど。というかそれがティラミスを定義付けるものでもありました。
「ティラミスは柔らかくてしっとりしている」
これが常識中の常識。
しかし、この「濃厚ベイクドティラミス」はまったく違うのです。
柔らかくなく、ねっとり、むっちりしているのです。「こんなティラミスありなの?」と一瞬戸惑ってしまったほど。ティラミスの常識を覆しています。
ねっとりした食感の話が長くなりましたが他の要素も素晴らしい。
甘味のなかにコーヒーのビターな風味。土台部分は、コーヒーシロップが染み込んだスポンジ生地で、咀嚼するとコーヒーシロップの旨味と甘味が「じわっ」と染み出し、ねっとりしたマスカルポーネと合流して、彩りが生まれます。
食感の意外性もさることながら、ティラミスとしての完成度も非常に高い。なんとも文句のつけようがないスイーツでした。
値段、解説、カロリーなど
値段 | 230円 |
メニュー名 | 濃厚ベイクドティラミス |
チーズケーキのジャンル | ティラミス |
カロリー | 276kcal |
シロップを含ませたコーヒースポンジとミルキーなマスカルポーネ生地を焼き上げた、濃厚な味わいのティラミスです。北海道産マスカルポーネをブレンドしました。
公式サイトより
ベイクドティラミスはブームの予感
今回紹介したベイクドティラミスに似た商品は、セブンイレブンやローソン、シーキューブから発売されたことがあるようです。
セブンイレブンで2018年頃にひっそり販売されていたベイクドティラミス。これが一番近いのようにも思えますが、口コミが少ないのでその詳細は謎。まったくといっていいほど話題にならなかったので、売れなかったのでしょう。
その他、ローソン、洋菓子屋のシーキューブでは焼き菓子タイプのベイクドティラミスが発売されていました。
しかし、これらはあくまでティラミス味の焼き菓子であり、スポンジ生地が主体。
一方、ファミリーマートの「濃厚ベイクドティラミス」はティラミスをそのまま焼き上げたようなスイーツであり、これは前例がありません。
そのねっとりしていて濃厚な食感は目新しく、新しいタイプのティラミスであるといえます。
2019年、コンビニスイーツはローソンのバスチーが大ヒットしました。バスチーはねっとりしていて濃厚で、それまでのチーズケーキの常識を覆したチーズケーキでした。
「ねっとりしていて濃厚で、常識を覆した」
これは今回紹介した「濃厚ベイクドティラミス」にそっくりそのまま当てはまります。
さらに喫茶店の固めのプリンは現在ブームですし、セブンイレブンのイタリアンプリンのような「むっちり」「ねっとり」したプリンも人気です。この流れがティラミスにも訪れる可能性は十分にあります。
世の中が、濃厚でねっとりしていて、やや固めの新しいものを求めているとしたら、濃厚ベイクドティラミスも大ヒットするのではないでしょうか。次なるブームはベイクドティラミスかもしれません。
ベイクドティラミスの口コミや評判
3月17日発売された商品なので、まだまだ口コミは少ないのですが、
「ゆるふわ系じゃなくて どっしり系のティラミスです」
「これはもはやティラミスではなくベイクドチーズケーキです」
「ねっとり(むっちり?)した舌触り」
といった口コミがありました。やはりこれまでのティラミスとの違いを感じてる方が多いように思います。
その他にも当ブログでは色々なチーズケーキを紹介しています。