2023年7月5日に無印良品からチルド菓子の新商品が2つ販売されました。
ドライフルーツのリコッタのチーズケーキとティラミスです。
値段はどちらも390円です。無印良品の一部の店舗(チルド菓子を扱っている店舗)で販売されています。
先に感想を述べるとめちゃくちゃクオリティが高いです。これはぜひ一度、いや絶対に食べてほしいです。
ここではまずドライフルーツとリコッタのチーズケーキについて、食べた感想を紹介します。
ティラミスは以下のページで紹介しています。
まずカップタイプのスイーツです。表面にはドライフルーツとナッツがたっぷりトッピングされています。
製造しているのはプレシアという製菓メーカーです。プレシアの商品はあらゆるスーパーやコンビニにある人気の製菓メーカーの1つです。
▶過去に当ブログで紹介したプレシアのチーズケーキ・チーズスイーツ一覧
カッサータをイメージ
ちなみにこのチーズケーキは、ネットではカッサータをイメージしたという情報が出ています(参考:https://www.muji.com/jp/ja/shop/045652/articles/muji-staff/1222121)。たしかにかなりカッサータに近いです。さらにいえば本場シチリアカッサータと日本風カッサータの両方の要素を持っています。
カッサータは、イタリア・シチリア発祥のリコッタのチーズを使ったスイーツです。
日本では2、3年前に急増し、コンビニやスーパーで「カッサータ」といった名前の商品が販売されるようになりました。カッサータとはどんなスイーツなのかについては以下のページで詳しく解説しています。
▶カッサータとは何か? その歴史と特徴、日本と海外のカッサータの違いについて
日本風カッサータとシチリア風カッサータの両方の特徴を持つチーズケーキ
さて、無印良品のチーズケーキですが、リコッタのチーズケを使っている点やドライフルーツを混ぜている点などはカッサータに近いです。
一方で日本でよく見るカッサータとは違う点もあります。シロップを染み込ませたスポンジ層があることです。
今回の無印良品のチーズケーキはチルドで、スポンジ層があります。日本でよく見るカッサータは冷凍でスポンジ層がありません。このように微妙に違っている点もあります。
日本でよく見られるカッサータとはちょっと違うのですが、本場のシチリアのカッサータとは類似点があります。一度、イタリア菓子屋でシチリアのカッサータを再現したというカッサータをいただいたことがあるのですが、ビジュアルは全然違っていました。以下がそのカッサータです。
チルドで表面には緑のマジパンで装飾されています。実はこのイタリア菓子屋で食べたカッサータは、なかにシロップ漬けにしたスポンジ生地が使われていました。
無印良品のカッサータをイメージしたという今回のチーズケーキにもスポンジ生地が使われています。そしてチルドです。つまり、シチリアのカッサータの要素もあるのです。
まとめると無印良品の「ドライフルーツとリコッタのチーズケーキ」は、日本風カッサータとシチリア風カッサータの双方の要素を取り入れているといえるのです。
とにかく食感が楽しい
さて食べた感想について。
表面のチーズケーキの部分はリコッタチーズをベースにしているというだけあり、普通のクリームチーズで作ったチーズケーキとはやや違う味がします。クリームチーズよりも、やや優しい味わいでしょうか。
また普通のカッサータは冷凍のためにリコッタの風味を感じにくいのですが、こちらはチルドであることもあり、感じやすいです。
何よりドライフルーツのむぎゅっとした食感やナッツのゴロッとした食感、チーズケーキのしっとりした食感、スポンジのふわふわなど、とにかく食感が多彩で楽しいです。
楽しくて楽しくてどんどん食べてしまいます。お世辞抜きでとても美味しいです。ぜひ一度たべてほしいです。
値段、カロリーなど
値段 | 390円 |
カロリー | 340kcal |
購入日 | 2023年7月 |
製造者 | プレシア |
購入方法 | チルド菓子を扱っている無印良品の店舗で購入可能 |
今回は板橋南町22という店舗を訪問しました。こちらも無印良品はイートインスペースがあり、店内で購入した商品をその場で食べることができます。商品数も多いので近所に住んでいる方は一度ぜひ。
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