オリジナル商品やコスパのいい商品を販売していることで人気のスーパー「ロピア」で売られている定番スイーツの「ニューヨークチーズケーキ」と「ベイクドチーズケーキ」をどちらも購入して、食べ比べてみました。
ロピア系列のスイーツメーカーが手掛けるチーズケーキ
今回は購入したのは、ロピアの系列企業である利恵産業が製造している「ニューヨークチーズケーキ」と「ベイクドチーズケーキ」の2つです。
利恵産業は菓子メーカーでロピア傘下の企業です。今回のチーズケーキは、ロピアのオリジナルスイーツといえます。
系列企業が使った商品を販売する例は業務スーパーとも似ています。業務スーパーも、系列企業である神戸物産が製造した商品や、輸入した商品を販売することで、オリジナル商品を数多く販売することで、他のスーパーと差別化していました。
業務スーパー、ロピアのみならず、イトーヨーカドーや成城石井、紀伊國屋、ライフなどあらゆるスーパーでオリジナルスイーツが売られる今日このごろです。
ちなみにロピアには他にもオリジナルスイーツとして、プリン、コーヒーゼリー、クッキーもあります。チーズケーキは他にも、バスクチーズケーキが販売されているようです。見つけ次第、このブログで紹介できればと思います。
さて、今回購入したチーズケーキの話に戻ります。
値段やサイズなどの比較
まずベイクドチーズケーキもニューヨークチーズケーキも、サイズと値段は同じです。サイズは4人前程度で、値段は税込み430円です。
ベイクドチーズケーキ | ニューヨークチーズケーキ | |
---|---|---|
画像 | ||
サイズ | 4人前程度 | 4人前程度 |
値段 | 430円 | 430円 |
カロリー | 768kcal | 768kcal |
日持ち | 1ヶ月程度 | 2週間程度 |
商品説明 | ひとつひとつ丁寧にオーブンで焼き上げました。チーズ本来の風味が強い濃厚な焼きチーズケーキです。 ※公式サイトより引用 |
湯せん焼きで長時間、じっくり丁寧に焼き上げました。しっとりとした食感の濃厚なチーズケーキです。 ※公式サイトより引用 |
コンビニスイーツが1人用で300円を超える時代ですから、この大きさで430円はそれなりにお手頃価格であるといます。ただし業務スーパーや他のスーパーで販売されている菓子メーカーのスイーツと比べると特別安いとはいえません。もちろんクオリティはまちまちですが、業務スーパーだと6人前くらいのチーズケーキが320円くらいで販売されていたりします。
外観には若干の違いが見られます。ベイクドチーズケーキは表面が茶色くなっており焼き菓子のような色になっています。一方のニューヨークチーズケーキは表面も側面も中身もあわい黄色です。
材料は同じで、焼き方を変えている
ちなみに前述の表のとおり、カロリーは同じです。原材料名も同じ内容が記載されていたので、同じ材料のチーズケーキで、焼き方だけを変えているといった感じなのでしょう。
整理すると、湯せん焼きしたのがニューヨークチーズケーキで、普通に焼いたのがベイクドチーズケーキなのだと思われます。
ちなみに湯煎焼きするのはニューヨークチーズケーキの特徴の1つです。またじっくり湯煎焼きすることで、淡い色になるのも特徴です。ニューヨークチーズケーキについては、以下のページで詳しく紹介しています。
参考:ニューヨークチーズケーキとは何か? 特徴や語源、歴史などを解説
実際に味や食感はどうなのでしょうか。違いはあるのでしょうか。
味の比較
ベイクドチーズケーキ | ニューヨークチーズケーキ | |
---|---|---|
味 | ・クリームチーズの味をよく感じられる濃厚な味
・ほどよい甘味 |
・クリームチーズの味をよく感じられる濃厚な味
・ほどよい甘味 |
食感 | ねっとりしているが、どこかふわっとした、気泡を含んだ印象がある気がする | ねっとりしていて、舌ざわりはしっとり。水分を適度に含んだ感じがある |
味はほぼ同じだが、舌ざわり、食感が微妙に違う
まずニューヨークチーズケーキもベイクドチーズケーキも味はほぼ同じように思います。
濃厚でクリームチーズの味をとてもよく感じられます。酸味はなく、クリームチーズに甘味とコクとをプラスしただけといった感じのようです。ゆえにどちらもかなりクリームチーズの濃厚さを感じられるようになっています。
食感は微妙に違うような気がします。どちらもねっとりしているのですが、湯煎焼きしたニューヨークチーズケーキのほうが、やや舌ざわりがしっとりしているような気がします。一方でベイクドチーズケーキのほうが、ややふわっとした印象があるような気がします。
ただし、どちらも大きくいえばどちらもねっとりしています。
クリームチーズの存在感が強いので、クセがあると感じ人もいるかもしれない
このようなクリームチーズの味をはっきり感じさせてくれるチーズケーキは、スーパーでは珍しいです。いやカフェやケーキ屋のチーズケーキでも、それほど多くはないかもしれません。
原材料を見たところ、乳製品はほぼクリームチーズとバターくらいしか使われていませんでした。
チーズケーキによく使われる生クリームやサワークリーム、マスカルポーネ、ヨーグルトといった材料は使われていないようです。ゆえに、繰り返しになりますが、本当にクリームチーズの味をよく感じられるようになっています。
逆にすっきりした酸味や生クリームのまろやかなコク、マスカルポーネのミルキーさなどはありません。ゆえに「ちょっとクセがある」「ちょっと想像していたチーズケーキと違う」という感想をいだく方もいるかもしれません。
ちょっとクセが強いと思った方は、ジャムやホイップクリームなどをトッピングして、味を柔らかくしてみてください。
まとめ
ベイクドチーズケーキ | ニューヨークチーズケーキ | |
---|---|---|
画像 | ||
サイズ | 4人前程度 | 4人前程度 |
値段 | 430円 | 430円 |
カロリー | 768kcal | 768kcal |
日持ち | 1ヶ月程度 | 2週間程度 |
商品説明 | ひとつひとつ丁寧にオーブンで焼き上げました。チーズ本来の風味が強い濃厚な焼きチーズケーキです。 ※公式サイトより印用 |
湯せん焼きで長時間、じっくり丁寧に焼き上げました。しっとりとした食感の濃厚なチーズケーキです。 ※公式サイトより印用 |
味 | ・クリームチーズの味をよく感じられる濃厚な味
・ほどよい甘味 |
・クリームチーズの味をよく感じられる濃厚な味
・ほどよい甘味 |
食感 | ねっとりしているが、どこかふわっとした、気泡を含んだ印象がある気がする | ねっとりしていて、舌ざわりはしっとり。水分を適度に含んだ感じがある |
どちらも美味しいので、どちらもおすすめ
実際に食べ比べてみましたが、どちらも美味しく、歴然とした味の違いがあるようには思いませんでした。どちらを食べても美味しくいただけると思います。どちらもおすすめです。
どちらがいいかについてですが、強いていうなら日持ちが長いベイクドチーズケーキのほうが良いかもしれません。
懐に余裕がある方はぜひ食べ比べてみてください。
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