新井薬師前駅から徒歩7分。春になると道いっぱいに桜が咲き乱れる中野通りに、「パティスリーレザネフォール中野店」があります。
今回はこちらで頂いたチーズケーキの感想と、お店の様子を紹介します。
※本ページで紹介しているフロマージュ・キュイはすでに販売が終了している可能性があります。2023年11月に訪問した時にいただいたフロマージュルージュは以下のページで紹介しています。
パティスリーレザネフォールは恵比寿に本店をもつパティスリーです。
今回利用した中野店は2号店で、最寄り駅は西武新宿線の新井薬師前駅になります。中野駅から徒歩17分くらいかかりますが、散歩好きの方はぜひ歩いていただきたい。中野通りの景色はとてもきれいなので。
ちなみに「レザネフォール」とはフランスの1920年代の時代を意味するらしい。パティスリーレザネフォールは、パティシエを務める菊地賢一が、フランスの伝統を守りながら、新しいものを生み出し、表現するための場だそうです。
生洋菓子、焼き菓子など豊富なスイーツ
さすが有名店、ケーキの種類は豊富です。キラキラ輝くケーキたちは、みるだけでも気分が高揚します。他にも手土産にピッタリなフィナンシェや小さいサイズのチーズケーキがあります。
今はケーキ屋不況の時代です。スイーツの需要は落ちていないのに、大手チェーンやコンビニスイーツなどに押されて一部のケーキ屋の売上が落ちているといいます。そのため商品を絞ってロスを少なくするお店がどんどん増えているのですが、レザネフォールは品揃えが豊富です。やはり人気店だからなのでしょう。
※参考
店内にはイートインスペースも
レザネフォール中野店にはイートインスペースもあり、注文したスイーツをその場で食べることができます。最近、イートインスペースを備えたケーキが増えていて、持ち帰りの手間も省けるし、カフェとしても利用できて非常にありがたいです。しかもレザネフォールはオニオングラタンスープといった軽食もあります。カフェや軽めのランチにも利用できそうです。
レザネフォールの「フロマージュ・キュイ(チーズケーキ)」について
今回はレザネフォールのフロマージュ・キュイを注文しました。
フロマージュ・キュイとは主にベイクドチーズケーキのことだ。フランス系のパティスリーでは「チーズケーキ」とは呼ばず、「ガトーフロマージュ」や「フロマージュ・キュイ」などと呼ばれることがあります。またレアチーズの場合は「フロマージュ・クリュ」ということも。
柔らかい質感のベイクドチーズケーキ
さてケーキだが、フランス系パティスリーらしいきれいな色です。
ニューヨークチーズケーキのようなドッシリした質感とは違い、口当たりの軽さを想起させてくれる、フワフワした質感になっています。
実際の食感もフワフワしていて柔らかいです。口の中を優しく撫でるような口当たりで、タイプとしてはベイクドなのだがスフレのように柔らかいのです。
優しいチーズケーキが好きな方におすすめ
一度咀嚼すると、爽やかなレモンの風味とともに、チーズケーキの旨味が口いっぱいに充満します。レモンの酸味は焼くとほとんど飛んでしまうのですが、しっかり残っているので後味が爽やかです。
優しくて繊細。見た目はおっとりしているけど、話してみると一言では表せないたくさんの魅力を持っている人に出くわすことがあります。このチーズケーキはまさにそんな感じです。
ドッシリした体育会系のチーズケーキが好きな方には少し物足りないかもしれませんが、優しいチーズケーキが好きなら、これは圧倒的におすすめです。
値段と商品説明
フランス産のクリームチーズで作ったチーズケーキで、レモンがほんのり香ります。
店頭メニューより
レザネフォール中野店の場所や営業時間
その他、おすすめのパティスリーのチーズケーキ
高円寺にあるパティスリー「ラブリコチェ」のフロマージュ・クリュ。繊細と優しい口当たりのレアチーズはまさに絶品。
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大山駅にある「パティスリーマテリエル」のチーズケーキ。こちらもスフレのような柔らかい口当たりが特徴。
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