温泉地の由布院には御三家と呼ばれる旅館があります。その1つが亀の井です。
その亀の井には別荘があり、この別荘には茶房 天井桟敷(てんじょうさじき)という名の喫茶店があります。
茶房 天井桟敷は、江戸末期の造り酒屋の建物を移築した店です。江戸末期にタイムスリップしたかのような雰囲気で、由布院では人気の喫茶店の1つになっています。
そんな天井桟敷の看板メニューである「モンユフ」と「自家製バスクチーズケーキ」の2つのチーズスイーツをお店の様子とともに紹介します。
- お店の公式サイト
- Googleマップ(地図だけなく、口コミやメニューが閲覧できます)
- 食べログ(商品のラインナップや口コミが閲覧できます)
- Instagramで「#茶房天井桟敷」を検索
茶房 天井桟敷までのアクセスと店の外観
まず天井桟敷は、由布院駅から徒歩20分前後の、金鱗湖のすぐ近くにあります。
駅からは離れていますが、途中の道にある飲食店や雑貨屋、美術館を散策し、最後に金鱗湖を見るのが由布院の定番観光コースです。この定番コースで回るならほぼ必ず天井桟敷の近くまでいくはずです。そのついでに訪問するなら徒歩20分も気になりません。
こちらが亀の井別荘です。
喫茶店の天井桟敷の入り口は、この裏側にあります。
茶房の営業時間は9時から17時で、夜はバーになります。人気の店なので並ぶことを覚悟しておいたほうがいいと思います。
店内は、江戸末期の建物を移築したというだけあり、江戸末期にタイムスリップしたかのような雰囲気です。
窓側のカウンター席からは庭園を望むことができ、四季折々の景色を楽しむことができます。
モンユフ(由布岳をイメージしたシンプルなケーキ)
こちらが看板メニューのモンユフです。
クリームチーズのまわりにホイップクリームを載せ、その周りにブランデー漬けにしたレーズンをトッピングしたケーキです。
由布院から見られる由布岳をイメージしているそうです。
写真だとその構造がわかりにくいですが、中央にクリームチーズがあります。このクリームチーズは、砂糖などは混ぜておらず、クリームチーズをそのまま使っています。
そのクリームチーズをホイップクリームで包み、その周りにラムレーズンをトッピングしています。ホイップクリームは甘味があるので、砂糖を混ぜていると考えられます。
クリームチーズ、ホイップクリーム、ブランデー漬けのレーズン、砂糖だけの非常にシンプルなケーキです。家でも再現できそうです。このようなチーズを使ったスイーツは初めて食べました。
シンプルなケーキなのに、どこかおしゃれで上品な感じがあります。そしてけっこう食べごたえもあります。
ホイップクリームの甘味とラムレーズンの上品な風味、そしてクリームチーズの塩味を相互に、あるいは同時に感じられ、まったく飽きずに食べることができます。
ただし、レーズンはしっかりレーズンの味がするので苦手な方はご注意を。
モンユフとお店の様子が何となくわかる動画もあります。
自家製バスクチーズケーキ
もう1つ、自家製バスクチーズケーキがあったので注文してみました。ケーキメニューは時期によって変わるようなので、バスクチーズケーキが終了する可能性もあります。
四角いバスクチーズケーキです。
特筆すべき点はありませんが、シンプルにバスクチーズケーキの魅力を楽しめます。濃厚で深みのある味と、しっとり、ねっとりともいえる食感を存分に楽しめます。
老舗感のあるお店なので、スイーツメニューは昔ながらのスフレチーズケーキか、あるいは前述のモンユフのみなのかと思っていました。
しかし意外にも、バスクチーズケーキのような比較的最近定着したスイーツがありました。お皿とカトラリーも今風のシンプルでアンティーク調のものを揃えています。
天井桟敷は、昔ながらのものをもちろん残していますが、一方で流行のものをしっかり取り入れているようです。
詳細情報(公式サイトなど)
- 公式サイト
- Googleマップ(地図だけなく、口コミやメニューが閲覧できます)
- 食べログ(商品のラインナップや口コミが閲覧できます)
- 営業時間:9時から17時(夜はBar山猫になる) 不定休
- アクセス:由布院駅から徒歩20分前後
- Instagramで「#茶房天井桟敷」を検索
今回はスイーツメニューしか紹介できませんでしたが、他にもトーストやビーフシチューなどのメニューがあります。お茶のみならずランチやモーニングにも利用する人が多い店です。
メニューは上述の食べログやGoogleマップの口コミなどから確認できるので、ぜひご覧ください。
その他、当ブログの関連記事
由布院では他にもチーズケーキを食べられる店があります。
コメント