「惣菜×チーズケーキ」
という見たことも食べたこともないチーズケーキを見つけました。
フレッシュな野菜と果物を使った甘くないチーズケーキだそうで、「サラダケーキ」と称されることも。
サラダケーキ。
惣菜×チーズケーキ。
いったいどんなチーズケーキなのか?
気になったのでもちろん購入。
ちなみに惣菜チーズケーキという世にもめずらしいチーズケーキを販売しているのは「JTRRD cafe&season0(ジェイティードカフェ&シーズンゼロ )」というお店です。
惣菜×チーズケーキシリーズは、いくつかフレーバーあるのですが、今回は、「生ハムチーズとかぼちゃと枝豆のチーズケーキ」です。
【JTRRD cafe & season0】の「生ハムチーズとかぼちゃと枝豆のチーズケーキ」
箱を開けると噂のチーズケーキが入っています。
大阪から東京までの長旅をともにしたので、すこし寄ってしまいましたが、形はほとんど崩れていません。
さて箱から取り出してみると、これまでのチーズケーキとはまったく違うことがわかります。
輪切りにされたオレンジ。
表面に刺さったホワイトチョコ。
ドロドロにたれているマンゴーソース。
普段食べるシンプルなチーズケーキとはまった違います。
インスタ映え抜群のその見栄えは、 銀座あたりの有名パティスリーのケーキのよう 。
見た目だけでも十分にすごいのですが、このチーズケーキがすごいのは惣菜とコラボしていること。
しかし、外見からは、惣菜の「そ」の字も感じられません。
ちなみに、温めて食べるべしとの指示があります。
こちらは同封されていた説明書き。
「温めてお召し上がり頂く、お惣菜のチーズケーキです。」とのこと。
というわけで写真をとったら電子レンジでチンします。
2分30秒、温め終わったチーズケーキがこちら。
上にあったホワイトソースは完全に溶けてしまいました。
さらに上にかかったマンゴーソースもドロドロに溶けて下にたれています。
全体的にドロドロした感じになりました。
温める前と温めた後のチーズケーキの違い
★温める前
★温めた後
かぼちゃ、枝豆が入ったチーズケーキ
そしてこちらが断面。
温めたのでグチャッとなってしまいましたが、なかにどんな材料が入っているのか、なんとなくわかると思います。
顔をのぞかせているのでは、枝豆、かぼちゃ、そしてクリーム状のもの。
色々なものが入っていて、なにがなんだかわかりません。
それでは実食といきます。
デパ地下が凝縮された食べもの
このチーズケーキ。
一言でいうと、デパ地下が凝縮された食べものです。
惣菜コーナー、スイーツコーナーがあるデパ地下。
そのすべてを1つのケーキのなかに詰め込んだような食べものです。
まず、使われている材料は以下の通り。
- マンゴー、マンゴーソース
- 生ハム
- 枝豆
- かぼちゃ
- ホワイトチョコ
- オレンジピール
- ジェノワーズ(スポンジ生地)
- クリームチーズ
かぼちゃ、生ハム、枝豆という惣菜要素。そしてホワイトチョコやマンゴーなどのスイーツ要素です。
で、これを口にいれた瞬間、パニックになります。
もう本当に惣菜とケーキを一緒に口のなかにいれている感じ。
右手に惣菜、左手にケーキをもち、それを同時に口のなかに放り込む感じです。
というのももふもふでマンゴーソースがかかったスポンジ生地がきたかと思えば、枝豆のプチっとした食感がくる。
甘いスポンジ生地のふわふわを味わっている途中に、塩っぱくて肉肉しい生ハムが入り込んでくる。
かと思えば、ホワイトチョコの甘みがあったり、クリームチーズの風味がきたり、かぼちゃとのホクホク感があったり。
惣菜とスイーツという、普段はほとんど交わることがないジャンルの材料たち、味覚たち、食感たちが口になかでごちゃまぜになって押し寄せてくるのです。
一口目は
「ん? なんだこのケーキは? よくわからない……」
と、押し寄せる色々な味覚たちに、思考が停止してしまったほど。
おいしいけど、好き嫌いがはっきりわかれそうな味
ちなみにおいしいか、おいしくないかでいったら、ふつうにおいしいです。
生ハムとしょっぱさと、スポンジ生地、かぼちゃの甘さがマッチし、その途中にクリームチーズのコクやマイルドさがお邪魔する感じ。
さらに時々口のなかに紛れ込む枝豆の、独特の風味と食感はいいアクセントになっていて、ふつうにおいしいと感じられます。
そして何より、要素が多いので、食べていてまったく飽きない。探り探り食べることになるので、あっというまになくなってしまう。
そんな夢中になって食べられる楽しいチーズケーキです。
一方で、好き嫌いがわかれるのではないかと思います。
筆者はだめな食材は1つも入っていなかったので、最後までおいしくいただくことができました。
しかしながら苦手な食材があると、その味が気になって辛くなってしまうはず。
やはりどれも主張が強いし、打ち消しあっているわけでもないから。
しかしながらこれまでにないまったく新しい食べものであり、チーズケーキの一ジャンルであることは間違いないでしょう。
関西でしか販売していないチーズケーキではありますが、機会があったら絶対に買って、賞味して頂きたい逸品です。
値段、チーズケーキの詳細、カロリー
値段 | 1620円 |
メニュー名 | Bee |
チーズケーキのジャンル | 惣菜系チーズケーキ |
カロリー | 記載なし |
味や食感などの詳細
甘い | ★★★☆☆ |
酸っぱい | ★☆☆☆☆ |
塩っぱい | ★★☆☆☆ |
ほろ苦 | ☆☆☆☆☆ |
どっしり感 | ★★☆☆☆ |
ねっとり感(粘り気、舌に絡みつく感じ) | ☆☆☆☆☆ |
半熟感 | ☆☆☆☆☆ |
ぷるぷる感(ゼリーっぽさ) | ☆☆☆☆☆ |
もふもふ感(パンぽさ) | ★★☆☆☆ |
「JTRRD cafe&season0」の公式サイトやお店の場所について
「JTRRD cafe & season0」は、「JTRRD cafe」というカフェも姉妹店です。
「JTRRD cafe」は大阪天満橋に本店があるカフェで、インスタ映えする華やかのスムージーが特徴です。
今回紹介したお惣菜チーズケーキ、サラダケーキとも呼ばれているケーキが販売されているのは、 「JTRRD cafe & season0」だそうです。
今回は天満橋駅の京阪シティモール店に入ってる店舗にお邪魔しました。
テイクアウト専門の小さなお店で、今回紹介した惣菜チーズケーキの他、マカロンやマフィンを販売していました。
また、惣菜チーズケーキについても色々なフレーバーがあります。
今回は、 生ハムチーズとかぼちゃと枝豆のチーズケーキを注文しましたが、他にも、「ひき肉とマッシュポテトとボロネーゼチーズケーキ」や「バジルカルボナーラのチーズケーキ」などもあります。
惣菜チーズケーキの全種類は、以下の公式ブログでも紹介されています。
「そんなチーズケーキあり?」とあっと驚くようなチーズケーキもあって見ているだけも面白い。
噂のサラダケーキについては以下のサイト、ブログでも紹介されています。
他にも当ブログでは色々なお店のチーズケーキを紹介しています。惣菜系チーズケーキは今回が初めてでしたが、甘いチーズケーキはたくさん紹介しています。
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