大手チェーンカフェとして全国のあらゆる場所でみかける「カフェ・ド・クリエ(CAFÉ de CRIÉ)」。
ドトールやベローチェとならぶ低価格帯の、懐に優しいカフェとして人気なのだが、実はチーズケーキの種類が豊富なお店でもある。
季節や店舗によってそのラインナップは変わるのだが、スフレチーズケーキがあったり、レアチーズケーキがあったり、メイプルとナッツのチーズケーキがあったり、他のチェーン系カフェよりも、いろいろな種類のチーズケーキを提供してきた。
このページで、そんな「カフェ・ド・クリエ」で、これまで筆者が食べたチーズケーキをまとめて紹介する。現在は以下の4種類だ。
今後も、新しいチーズケーキを見つけ次第、このページに追記していくので、気になる方は定期的にチェックしていただければと思う。
ベイクドチーズケーキ(2020年11月追記)
これまでナッツとキャラメルのチーズケーキやスフレなど、ちょっとひねりを入れたチーズケーキが置いていたカフェドクリエだが、最近になって(おそらく2020年になってから)、いわゆる普通のベイクドチーズケーキになってしまった。
普通のチーズケーキでいいか、と妥協的な決定があったのだろうか。
それはさておき、カフェ・ド・クリエには「北海道クリームチーズケーキ」もある。(以前このブログでも紹介した。現在のものは以前よりもチーズ感がアップしているとのこと)。
カフェ・ド・クリエでは、レアチーズケーキとベイクドチーズケーキの両方を選べるようになったわけだ。
レアとベイクドを両方置いているチェーンカフェといえば、エクセルシオールもそうだ。
いたって普通のベイクドチーズケーキであるが、美味しい
カフェ・ド・クリエのチーズケーキは、味もいたって普通のベイクドチーズケーキだ。
ねっとりともふもふの中間くらいの食感で、適度につなぎの薄力粉を混ぜた質感である。また低温~中温で湯煎焼きしたであろう、適度に水分があるしっとりしたチーズケーキ。これもチェーンカフェにはよくある感じ。
濃厚さも感じられる一方で、酸味もあって、「濃厚だけどさっぱり感もある」という後味も良いチーズケーキだ。
土台となるクッキー生地は厚めで、もろもろした食感。特筆すべき点があるわけではないが、このクッキー生地のおかげで食べごたえがアップしている。
美味しい。普通に美味しい。特筆すべき点の普通に美味しいチーズケーキであり、チーズケーキを食べたいという欲求はしっかり満たしてくれる。
一方で普通すぎて、なにかつまらない気もする。もちろん大手チェーンがチーズケーキで冒険してどうするんだという話ではあるが。
値段、カロリーなど
値段 | 単品390円 セット620円 |
カロリー | 262kcal |
北海道クリームチーズケーキ(2019年3月)
クッキー層とクリームチーズの層というシンプルな2層構造であり、ジャムなどのトッピングはない。
こちらは焼かないタイプののいわゆるレアチーズケーキ。(カフェ・ド・クリエではスフレチーズケーキも販売している)
ただし、レアチーズケーキと書いているわけではなく、あくまで「クリームチーズケーキ」という商品名になっている。
レモンの爽やかな酸味も楽しめるチーズケーキ
一口食べてみると、一瞬でチーズの酸味が口に広がるのがわかる。甘さよりも酸味が先行して感じられるのだ。またチーズの酸味だけでなく、レモンの酸味も加わり、爽やかな味を楽しめます。
食感はしっとり。ねっとりでもない、ぷるっとでもない、ただしっとりという感じ。
しっとりしたクッキー生地との相性も抜群
ほろほろしたクッキー生地は、バターと小麦の風味を楽しめる。クリームチーズだけを食べたり、クッキー層と一緒に食べたり。いろいろな味や食感を楽しむことができ、最後の一口までクドさを感じたり、飽きを感じたりすることはない。
至福のひとときを演出してくれるチーズケーキだ。
ちなみに似たようなチーズケーキはルノアールにもあった。(現在もあるかどうかはわからない)
北海道クリームチーズケーキのカロリーや値段について
商品名 | 北海道クリームチーズケーキ |
---|---|
タイプ | レアチーズケーキ |
値段 | 380円 |
カロリー | 206kcal |
「北海道クリームチーズケーキ」は、なんと206kcal。
メイプルナッツベイクドチーズケーキ(2019年10月)
ベイクドチーズケーキのなかにナッツとメイプルをいれたチーズケーキだ。おいしくないはずがない組み合わせなのであるが、意外にもメイプルとナッツが入ったチーズケーキは珍しかったりする。
トッピングとして後から添える例はあるのだが、チーズケーキのなかに入れる例は多くはないのだ。
なかにナッツがしっかり入っている。
ナッツ、メイプル、チーズケーキの絶対においしい組み合わせ
ベイクドチーズケーキ特有のねっとりした食感と、ナッツのザクザク感が相互に押し寄せる。ナッツの歯ごたえが非常に楽しい。ナッツ好きの心を鷲掴みにする食感だ。
食感だけでなく味も楽しい。
メイプルを使っているので全体的に甘めではあるが、しかしクリームチーズのコク、旨味のなかにメイプルの甘さとナッツの風味が交わる感じはとてもいい。
メイプル×クリームチーズ×ナッツ。甘党人間にとって幸福ぶち上げの組み合わせであり、「おいしくないはずがない!」という味である。
クッキー生地から感じる塩っけがいい
また下のクッキー生地も重要な役目を果たしている。
クッキー生地にはふんわり塩っけがあるのだが、その加減が絶妙。この塩っけが全体的に甘いメイプルナッツチーズケーキの味を引き締めてくれる。
甘いだけでは飽きてしまうのだが、クッキー生地が微妙に感じる塩っけのおかげで味に緩急がつき、最後まで飽きずに楽しめるようになっている。
見つけたら是非食べてほしい一品だ。
値段やカロリーなど
値段 | 400円 |
メニュー名 | メイプルナッツベイクドチーズケーキ |
チーズケーキのジャンル | ベイクドチーズケーキ |
カロリー | 258kcal |
「メイプルナッツベイクドチーズケーキ」の評判・口コミ
口コミがほとんど見当たりませんでした。
唯一見つけたもぐナビでの評価は★4です。(★7中)
高評価ではありますが評価しているのが一人だけなのでなんともいえません。
フランス産チーズのスフレ(2019年4月)
「300種類のチーズの国」ともいわれるフランス。そんなチーズと深い食文化を築いているフランスのチーズを使ったスフレだ。
きれいな焼き色。1層に見えるが上にスフレ、下にはスポンジという二層構造だ。
シンプルなチーズスフレ
いたってシンプルなスフレチーズケーキ。チーズスフレといえば、表面に杏のジャムをコーティングしたタイプがある。
上記の画像のトリアノンのチーズスフレ。アプリコットジャムを塗ることで、微妙な酸味をアクセントとして入れている。
一方で、カフェ・ド・クリエのチーズスフレはそういったものがありません。
クリームチーズの柔らかい甘みを存分に楽しめる
口に入れると一瞬でチーズの柔らかい風味が口のなかに広がるのであるが、一方で、単調といえば単調な味わいではある。
下にはスポンジの層があり、スフレの食感とスポンジの食感、2つのふわふわした食感があるわけではあるが、やはりなんというか、全体的にシンプルだ。
カロリーが168kcalなので、小腹を満たしたいときは最適なデザートだろう。一方で、「思いきりチーズケーキを食べたい」という時にはちょっと物足りないかもしれない。「思いきりチーズケーキを食べたい」というときは、スタバ、もしくはエクセルシオールのニューヨークチーズケーキをおすすめしたい(チェーンカフェのチーズケーキまとめ)。
「フランス産チーズのスフレ」のカロリーや値段について
商品名 | フランス産チーズのスフレ |
---|---|
タイプ | チーズスフレ |
値段 | 390円(税別) |
カロリー | 168kcal |
カロリーは、「168kcal」です。なかなかの低カロリーでありながら、存分にチーズスフレを楽しめるのはとてもありがたい。カフェ・ド・クリエにはもう1つチーズケーキがありますが、こちら200カロリー程度。
低カロリーなケーキが多いのは魅力的である
カフェ・ド・クリエについて(他のメニューやお店の様子など)
「カフェ・ド・クリエ」は株式会社ポッカクリエイトが運営している(昔ポッカコーヒーを販売していたポッカサッポロフード&ビバレッジの子会社)。またポッカクリエイトは、「メゾン・ド・ヴェール」というカフェも運営している。
ブレンドコーヒーの値段は、レギュラーサイズが260円。ドトールとスタバの中間くらいの価格帯だ。「カフェ・ド・クリエ」では季節ごとに様々なケーキを販売しており、チーズケーキの他には、
- タルト
- ほうじ茶のシフォンケーキ
- モンブラン
- チョコレートケーキ
- ワッフル
といったスイーツも。
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