チェーンカフェ・喫茶店の「珈琲館」のチーズケーキを食べてみました。


珈琲館について
「珈琲館」は全国に約200店舗を出店しているチェーンカフェです。


「C-United」という企業が運営しており、系列にはカフェベローチェやカフェ・ド・クリエがあります。珈琲館は、セルフ型であるベローチェやカフェ・ド・クリエとは違い、フルサービス型のカフェです。
炭火珈琲という国産備長炭を使用して焙煎した豆を使ったコーヒーを飲めるのが特徴であるほか、昔から提供している「トラディショナル・ホットケーキ」は、銅板を使って焼き上げるこだわりのメニューで、看板商品の1つとなっています。


今回はそんな珈琲館の定番スイーツメニューの1つ、ニューヨークチーズケーキをいただきました。
ちなみに珈琲館は、以前は白くてちょっとめずらしいタイプのチーズケーキを販売していたのですが、数年前に、現在のニューヨークチーズケーキが定番となりました。




スポンジ生地をしいたシンプルなニューヨークチーズケーキ
値段は600円から860円と店舗によって異なります。サイズはチェーンカフェのケーキとしては標準的。テイクアウトもできるとのことだったので、今回はテイクアウトしました。










ケーキはスポンジ生地を敷いたシンプルなベイクドチーズケーキです。商品名は「ニューヨークチーズケーキ」となっています。
ニューヨークチーズケーキは、ベイクドチーズケーキの一種ですが、一般的なベイクドチーズケーキよりも口どけや濃厚さを強調させているのが特徴です。スターバックスやエクセルシオールカフェのチーズケーキもニューヨークチーズケーキです。
■スターバックスとエクセルシオールカフェのニューヨークチーズケーキ






一口にニューヨークチーズケーキといってもお店によって色、味、質感は様々です。ただし珈琲館のニューヨークチーズケーキは口どけの良さと味のミルキーさ、濃厚さを強調させた、ニューヨークチーズケーキらしさあふれるチーズケーキでした。
■ニューヨークチーズケーキとは?
1900年頃にアメリカ・ニューヨークで食べられていたとされるチーズケーキで、タイプとしてはベイクドチーズケーキ。クリームチーズやサワークリームを贅沢に使い、低温で時間をかけて湯煎焼きする。これにより濃厚な味となめらかな食感を味わえる仕上がりに。ただし厳密な定義はなく、様々なタイプのニューヨークチーズケーキが存在する。
※ニューヨークチーズケーキとは何か? 特徴や語源、歴史などを解説
食べた感想
食感はねっとりとしており、けっこう弾力があるというか、むっちりとした感じも微妙にあるでしょうか。


一方で口の中でほろほろ崩れていくような儚いやさしさもあります。舌触りはなめらかです。底の薄いスポンジ生地のふわりとした食感が、チーズケーキの食感の良さをさらに引き立てます。


そして味ですが、ミルキーな風味がふわっと抜けていくのと同時に、クリームチーズに特有のコク、わずかな塩味を同時に感じます。クリームチーズの味がはっきりわかるほど濃厚で、それほど甘味は強くはなく、クリーミーさとチーズのコクをしっかり感じさせてくれます。そのためコーヒーとの相性も良いです。
チーズケーキの魅力を味わえる
最近はやりのとろとろ系とはちょっと違いますが、上品な味わいで、どこか懐かしい感じもあります。そしてシンプルなだけに、なめらかな食感とクリームチーズの旨味を味わうことができます。チーズケーキの魅力を存分に堪能できる一品といえるのではないでしょうか。
商品詳細
商品名 | ニューヨークチーズケーキ |
値段 | 600円~860円 |
カロリー | 317kcal |
備考 | テイクアウト可能 |
公式サイト |