「Chez Lui(シェ・リュイ) 」はパン屋や焼き菓子、ケーキなどを販売するお店です。
1975年に代官山にオープンした老舗のお店で、代官山を代表する洋菓子屋・ベーカリーの1つでもあります。
今回はそんな有名店の「ガトーフロマージュ」を紹介します。
(「ガトー」はケーキ、「フロマージュ」はチーズの意)
「シェ・リュイ」のガトーフロマージュ(レアチーズケーキ)
生地と土台の間にベリーソース
レアチーズケーキです。クッキー生地の土台とレアチーズケーキ、そして間にはベリーソースを挟んでいます。
ケーキと土台の間にベリーソースを挟む例は、別のお店でもみかけました。浅草のカフェムルソーです。
カフェムルソーのレアチーズケーキ。土台と生地の間にベリーソース。
カフェやレストランだと、見栄えを華やかにする意味もあって上からベリーソースをかけるのが一般的です。
一方で「シェ・リュイ」や「カフェムルソー」では、中間に挟むことで、上からかけることなくベリーをトッピング。
レアチーズケーキの魅力を堪能できる控えめな味わい
口に入れてまず感じるのは、甘さと酸味のバランスの良さ。甘みさは控えめで、酸味も程よくさっぱりした印象です。
そしれレアチーズケーキの醍醐味である口溶けの良さも存分に堪能できます。しっとりしていて、咀嚼した瞬間に溶けていく、これぞレアチーズケーキです。
クッキー生地のサクサクした食感がいいアクセントに
また厚めに設けられたクッキー生地がいいアクセントになっています。
サクサクした食感と、しっとりしたチーズケーキ。
ここに生まれる食感の緩急は、口の中に彩りをもたらし、口に中を存分に楽しませてくれます。
ベリーソースの程よい存在感にあっぱれ
また得筆すべきは、ベリーソースのほどよさでしょう。
レアチーズケーキとクッキー生地の間に塗られたベリーソース。
甘すぎず、酸っぱすぎず、なんとなく感じるレベルの程よさ。
ベリーソーストッピングはチーズケーキには定番のものですが、甘すぎずたり、酸っぱすぎたりする例も多く、チーズケーキの味を邪魔していることも。
「余計なトッピンしなくてもいいのに……」と思うこともしばしば。
しかしこのガトーフロマージュのベリーソースはとても程よい。
影の立役者に徹していて、一度たりともでしゃばることがないのです。主張は控えめで、チーズケーキの味を引き立てる役割を徹底している。
この程よさあっぱれです。
ガトーフロマージュの値段や詳細情報
値段 | 380円 |
メニュー名 | ガトーフロマージュ |
チーズケーキのジャンル | レアチーズケーキ |
カロリー | 記載なし |
製造者・購入方法、購入場所 | 店舗で購入可能 |
レモン風味のレアチーズケーキ
店舗メニューより
類似のチーズケーキ、併せておすすめのチーズケーキ
高円寺にある「ラブリコチェ」というパティスリーのレアチーズケーキ(フロマージュ・クリュ)です。とても優しい口当たりで、控えめな味。
口溶けが非常によく感動を覚えるほど。優しいレアチーズケーキが好きな方におすすめです。
先にも紹介した「カフェムルソー」のレアチーズケーキ。浅草にあるケーキ屋兼カフェのお店で、カフェでありながらレベルの高いケーキがたくさんあります。
「シェ・リュイ」について(営業時間、お店の詳細)
代官山にはフレンチレストランもオープンしています。
シェ・リュイは1975年に代官山で創業した老舗。まだ代官山が住宅地だった時代から存在しています。運営しているのは、「ガストロノミー研究所」という会社。
同社はパティスリー、ブランジェリー(パン類)、ショコラティエなどの技術を深く掘げ、深めることに専念しています。
店内の様子の他のケーキやパン類など
以上、シェ・リュイのガトーフロマージュとお店の様子を紹介してきました。このブログでは他にも色々なパティスリーのチーズケーキを紹介しています。
以下の記事にパティスリーのチーズケーキをまとめているのでご覧いただければと思います。
コメント