西武新宿線・鷺ノ宮駅にある「Cafe LanderBlue(カフェランダーブルー)」。
こちらで食べたちょっと不思議なチーズケーキと、お店の様子について紹介していく。
Cafe-LanderBlue(カフェランダーブルー)について(お店の様子やメニューなど)
まずは「Cafe-LanderBlue(カフェランダーブルー)」について。
カフェランダーブルーは鷺ノ宮駅から徒歩1分の場所にある。中野区の北西に位置する鷺ノ宮は、近所には中規模の団地もあるいわゆる住宅地だ。
チェーンのカフェはドトールが一軒あるのみ。その他、個人系のカフェが2、3軒で、閑静な住宅街といった感じの街である(鷺ノ宮のコトナコーヒー)。
そんな落ち着いた街、鷺ノ宮にあるカフェランダーブルーは、よくあるカフェとは少し雰囲気が違う。
低めの革張りのソファと、シックなテーブル席とカウンター席。壁には絵が飾られており、都会のバーのような、もしくはホテルのラウンジを思わせるような雰囲気のカフェなのだ。
カフェといえば、古き喫茶店のようなレトロな雰囲気だったり、もしくは近年流行っているサードウェーブ系の、ブルーボトルコーヒーのような工業的なデザインだったりすることが多い。
一方で、カフェランダーブルーは喫茶店感もない、サードウェーブ感もない、カフェのイメージとは少しかけ離れた雰囲気のカフェだ。もちろんいい意味で。
鷺ノ宮という落ち着いた住宅地にこのようなカフェがあるなんって思ってもみなかった。
コーヒーはサイフォン式で淹れており、やや深煎りといった感じだろうか。素敵なコクと風味を楽しめる。
また店内のバー的な雰囲気に反して、メニューは豊富だ。サンドイッチやピザトースト、エビピラフ、チャーハン、ポークカレーなど幅広く、このノンジャンルな感じは古き喫茶的だ。
常連さんらしき人はピラフを注文しており、匂いだけしかわからなかったがとても美味しそうだった。
チーズケーキについて
ここからはチーズケーキについて。実はチーズケーキはちょっと変わっている。
ヨーグルトをトッピングした珍しいチーズケーキ
見た目はまあまあ普通のチーズケーキという感じだが、表面にかかっているのはヨーグルトだ。
チーズケーキにヨーグルトのトッピングは、実はかなり珍しい。
チーズケーキを作るときにヨーグルトを混ぜる例はあるが、トッピングとしてヨーグルトを使うのは見たことがない。カフェでもケーキ屋でもコンビニでも。
そしてこのヨーグルトがいい働きをしているように思う。ヨーグルトのおかげでチーズケーキのコクや風味が強調されるのだ。
最初の一口と最後の一口で食感が違うチーズケーキ
またチーズケーキはアイスチーズケーキのようになっている。なんというか、ひんやりしていて、どこかハーゲンダッツのバニラのような質感があるのだ。
おそらく半解凍状態で提供しているのだろう。食べていくにつれて解凍されていき、バニラのアイスのような質感だったチーズケーキが、レアチーズケーキのような、柔らかく口どけのよい質感になっていく。
最初の一口と最後の一口で、チーズケーキの質感が違う。なんとも芸達者なチーズケーキだ。
ちなみに味はやや濃厚。チーズの風味と塩気をしっかり感じられる。濃厚だからかこそヨーグルトが合う。
それにしてもこのチーズケーキがベイクドだったのか、レアだったのかは正直わからない。小麦粉感がなかったのでレアなのではないかと思っている。
レアだったのかベイクドだったのかは未だにわからないが、一風変わった、そして美味しいチーズケーキだったことは間違いない。
各種リンク(公式サイトなど)
- お店の公式サイト
- Google map
- 食べログ
- 備考:店内は終日禁煙。1時間半ごとに1ドリンク注文との口コミがある。
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