梅田や難波、心斎橋など大阪を中心に5つの店舗を展開しているタルト専門店の○△□(マルサンカクシカク)。
常時10種類以上のタルトを販売しており、最近は東京での催事出店もしている注目のお店です。
今回はこちらで、
- ベイクドレアチーズ
- 抹茶とさくらもち
- ベリーのクラフィティー
この3つのタルトを購入しました。
食べた感想について、お店の特徴を交えながら紹介します。
1カットのケーキがちょうど入るおしゃれな箱
グレーのシックな紙袋。そしてケーキの箱がちょっと特徴的。
ケーキといえば、カットしたケーキが2つか3つ入るくらいの四角い箱を使うのが一般的。
しかし○△□は、前述のとおり1カットのケーキがちょうど入る三角の箱です。
この箱をまたまた珍しく、使用しているのは○△□(マルサンカクシカク)の他だと、チーズケーキ専門店のNamery(ナメリー)くらいしかしりません。
○△□と同じく三角の箱を採用している。
Nameryの詳細はこちら
○△□(マルサンカクシカク)とNameryは別会社ですが、箱の形が同じであり、またケーキのデザインも似ています。プロデュースは同じ人がしているのかもしれません。少なくとも箱を発注している業者は同じでしょう。
それにしても、ケーキにジャストフィットする箱を使えるのは、ケーキの高さ概ね同じで、ある程度硬い質感とトッピングがしっかり固定されているからでしょう。
手土産を想定したデザイン
○△□が使っている箱はケーキにジャストフィットするので、ケーキが箱のなかで倒れたり傾いたりする心配がありません。
台紙つきで取り出しやすく、それがお皿の代わりにもなります。またそもそもタルトという硬いケーキなので、食器がなくても手を使って食べることができます。
紙袋、箱、ケーキのすべてがおしゃれであり、また手軽に食べられる手土産にちょうどいいタルトなわけです。
実際、公式サイトには「お渡し先で気軽に楽しみ、喜んでいただける様に専用の台紙を付けることで“そのままお召し上がりいただけるパッケージ”の仕様にしました」という説明があり、手土産に持っていくことを想定してデザインしていることがわかります。
豪華なトッピングのタルト
ご覧のとおり、トッピングがとても華やかです。
チーズケーキ、チーズタルトはまぜて焼くだけのケーキなので普通につくると、層構造もなく、色も単調な地味なケーキになってしまいます。
地味でも美味しければいいと思うのですが、高い値段を取るレストランやカフェではそうはいきません。
そこでレストランやカフェはチーズケーキの地味な見た目をカバーするために、ホイップクリームやベリーソース、ミントや果物をトッピングして彩りを加えます。
以下の写真はその一例です。どれもレストランやカフェのチーズケーキです。概ね赤と緑を加えます。
他方、○△□は、食用花トッピングしています。
チーズケーキ、チーズタルトに食用花をトッピングする例は多くはありません。私が過去にみたのは、前述のチーズケーキ専門店Nameryくらいです。
ちなみに○△□は他のタルトも同じようなトッピングを施しています。
【ベイクドレアチーズについて】レアのようにやわらかいベイクドチーズタルト(496円)
さて、食べた感想について。
レアのようにやわらかいベイクドチーズタルト
柔らかいふわふわなチーズケーキです。
「ベイクドレアチーズ」という商品名なので、ベイクドとレアの2段のチーズタルトかと思っていましたが、そうではなくレアのように柔らかいベイクドチーズケーキのようです。
写真からもわかるとおり、2層ではありません。
また牛乳、生クリームの分量が多いのか、とてもクリーム感があります。チーズ感はちょっと弱い印象ですが、非常に食べやすく万人受けしそうな味です。
ザクザクしたタルト生地が美味い
そしてタルト生地はサクサクで美味しい。
よくある普通のタルト生地ではないようで、若干シリアルの風味があります。隠し味に普通のタルト生地には使わない材料(たとえばコーンフレークやグラノーラ、ミューズリなど)を使っているのかもしれません。
いずれにしても色々な風味があって美味しいタルト生地です。
【ベリーのクラフィティーについて】3種のベリーのチーズタルト(496円)
続いては「ベリーのクラフィティー」というタルトについて。
3種のベリーを使ったチーズタルト
こちらもチーズを使ったタルトで、イチゴやラズベリー、ブルーベリーなどを入れて焼き上げているとのこと。
イチゴ、ラズベリー、ブルーベリーを入れて濃厚チーズアパレイユを流して焼き上げました。
店頭商品説明より
先のベイクドレアチーズと同じく華やかな見た目をしています。
こちらのチーズタルトも、まろやかでクリーミーな味で、クセもない食べやすい味です。まろやかなベイクドチーズタルトの味と、ベリーの甘酸っぱさがとてもよくマッチしています。
そしてもちろんタルト生地も美味しい。全体的にバランスの取れたタルトです。
【抹茶とさくらもち】求肥入りのタルト(496円)
最後に紹介するのは「抹茶とさくらもち」というタルト。こちらはチーズは使っていません。
スライスしたストロベリーと葉っぱのトッピング。また抹茶パウダーで模様をつけており映える外見をしています。
求肥が入ったタルト
断面も美しい。桜色のアパレイユと抹茶のジェノワーズ、土台にタルト生地。そしてなんとなかには求肥がはいっています。
まさに「抹茶とさくらもち」のタルトです。
そしてタルトに求肥を入れるという、珍しい和洋折衷菓子でもあります。
ちなみに近いものはチーズタルト専門店のPablo(パブロ)が過去に発売していたことがあります。こちらはチーズタルトの上にいちご大福を載せたものでした。
そういえばパブロも関西発のタルト専門店ですが、こういった異色の組み合わせをいともたやすくやってしまうのは、関西特有なのでしょうか。
さて、食べた感想ですが、これはまったく文句なし。
タルト特有のザクザク感とバターの風味に、抹茶とさくらもちが非常によくマッチしています。
○△□(マルサンカクシカク)の詳細情報|現在大阪に5店舗
○△□(マルサンカクシカク)は2016年11月19日に大阪の北堀江にタルトの専門店としてオープンしました。
大阪に5店舗を出店(2021年5月現在)
現在は大阪に5つの店舗を出店しています。場所は以下の通り
- 北堀(心斎橋)
- 梅田(LUCUA1100)
- 難波(なんばパークス)
- 新大阪(エキマルシェ新大阪ソトエ)
- ららぽーとEXPOCITY
また催事では大阪だけでなく東京にも出店することがあるようです。催事の情報はお店のFacebookで告知されています。(お店のFacebook)
筆者は今回ららぽーとEXPOCITYの店舗を利用しました。
タルトは常時10種類
冒頭でも紹介したとおり、常時10種類以上のタルトがあります。定番で10種類あり、さらに季節限定のフレーバーがあるという感じです。
- ショコラ
- チョコバナナ
- 抹茶ティラミス
- コンポートした洋梨
などなど、今回紹介した以外にも色々なタルトがあります。常時10種類以上のタルトを用意しており、季節限定のフレーバーもあります。
また一部の店舗では「キューブパウンド」という、キューブ型のパウンドケーキも販売しているようです。こちらもめちゃくちゃ美味しそうです。
Instagramでさらに調べてみると、ケーキだけでなくドリンクがある店舗もあるようです。
ラインナップはお店の公式サイトやSNSアカウント、そのほかInstagramで検索するチェックできます。あとでリンクをまとめて掲載するのでぜひ参考にしてみてください。
お店の公式サイトやSNSへのリンクなど
- 公式サイト
- 公式Instagram
- 公式Facebook
- Googleマップ(北堀江店)
- 食べログ(1号店)
※口コミなどの検索はこちら
その他、ネットメディアの紹介記事
その他、○△□は以下のメディアでも紹介されています。
コメント