岡山県の倉敷市には美観地区と呼ばれる日本家屋や日本的な風情のある街並みを残したエリアが存在します。「町家喫茶 三宅商店」はそんな美観地区にある店の1つです。
江戸時代の町家を利用した三宅商店公式サイトによれば三宅商店の建物は江戸時代に建てられた町家だそうです。もともとは雑貨屋で、現在は喫茶店(一部雑貨や食品を販売)です。
三宅商店は同じく倉敷美観地区に雑貨やジャムなどの食品を販売する店舗があります。こちらはすぐ近くの林源十郎商店という建物の2階にあります。
他にもサンドイッチやパフェ、ケーキを提供しているカフェとして「水辺のカフェ 三宅商店 酒津」が同じく美観地区にあります(公式サイト)。
まとめると「町家喫茶 三宅商店」、「水辺のカフェ 三宅商店 酒津」、「shop 三宅商店」の3店が倉敷にあります。今回利用したのは町家喫茶です。こちらでも雑貨や食品の一部を販売しています。
季節の野菜、果物を使ったカレー、パフェが名物の町家喫茶 三宅商店
さて町家喫茶三宅商店の特徴をまとめると次のとおりになるでしょうか。
- 江戸時代の町家を利用したいわゆる古民家風カフェ
- 季節の野菜と果物を使ったメニューがある
- カレー、パフェが看板メニュー
三宅商店は座敷を備えたカフェで、看板メニューはカレーとパフェです。岡山は果物の産地だからなのか、あらゆる店でパフェを提供しています。
三宅商店でも季節の果物を使ったパフェを提供しています。訪問した時はりんごのパフェでした(2022年11月下旬)。パフェは季節によって変わるようです。ラインナップは公式サイトで紹介されています(三宅商店のメニュー)。
食事系のメニューはカレーのみでしたが(訪問時)、そのカレーは季節の野菜をたっぷり使っています。「三宅カレー」という店名を冠したメニューでもあります。
余談ですが、岡山では他の店でも野菜をたっぷりを使ったカレーを拝見しました(城下カフェ)。野菜をたっぷりを使ったカレーは、果物、野菜などの農作物が豊富な岡山では、岡山らしさのある食べ物としてよく提供されているのでしょうか。
スイーツメニューは前述のパフェだけでなく、ガトーショコラやチーズケーキがあります。どれも手作りです。
カボチャとクランブルのチーズケーキ
カボチャという秋の食材なので、季節限定の可能性があります。
その特徴を簡単にまとめると次のとおりになります。
- 季節の素材を使った手作りベイクドチーズケーキ
- 甘すぎず、しょっぱすぎず、優しい味わい
- ふわふわな舌触り、むっちりした食感のまとまり感のある印象
かぼちゃを生地のなかに練り込んだシンプルなベイクドチーズケーキです。トッピングにはチョコレートソースと、スライスしたアーモンド、砕いたベリー、生クリームにミントです。
一方で全体的にややパンのような質感が見て取れます。
味はまろやかな印象です。全体的にあっさりしており、ふんわりとかぼちゃの甘みを感じます。かぼちゃの主張がほどよく、優しい味です。
食感はねっとり、ふわふわです。生地のまとまりをしっかり感じられる、食べごたえのあるチーズケーキです。
店舗の詳細情報
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林源十郎商店は3階にアカネイロという飲食店があり、こちらでもチーズケーキを食べました。季節限定の可能性もありますが、素敵なお店なのでぜひチェックしてみてください。
その他、岡山で食べたチーズケーキは以下のページで紹介しています。
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