二子玉川にあるアメリカ料理レストランの「バビーズ(Bubby’s)」でニューヨークチーズケーキを食べてみました。
アメリカの家庭料理が楽しめるレストラン「バビーズ」
バビーズは、1990年にニューヨークのトライベッカでパイの専門店としてオープンしました。「バビーズ」はグランマ(おばあちゃん)を意味しており、おばあちゃんやおかあさんが家族のために愛情を込めて作るアメリカの家庭料理をコンセプトにしているそうです。いうなればアメリカのおふくろの味を楽しめるレストランです。
日本では2009年に1号店が桜木町にオープン。現在、二子玉川、汐留、吉祥寺など都心部を中心に出店しています。
バビーズにはパイだけでなく、ハンバーガーやエッグベネディクト、パンケーキなどいくつかのアメリカ的な料理を提供しています。たとえば、こちらはランチメニューのグリドルスペシャルです。
パンケーキにソーセージ、スクランブルエッグ、ベーコン、ポテトがワンプレートになったメニューです。カリカリに焼かれたベーコンとパンケーキが同じプレートで出てくるあたりはなんともアメリカ、といった感じです。メニューの一部は公式サイトで確認できます。
お皿は大きくインパクトはあるが、チーズケーキのサイズは一般的
そして今回いただいたニューヨークチーズケーキがこちらです。
バビーズは、もともとはパイの専門店なので、パイを食べるべきなのでしょうが、チーズケーキマニアとしてはやはりチーズケーキを食べないわけにはいきません。ということでまずはチーズケーキをいただきました。
前述のとおり、バビーズはニューヨークで誕生した店です。ニューヨークで誕生したレストランのニューヨークチーズケーキです。つまり本場のニューヨークチーズケーキであるということになります。
まずアメリカ発のレストランらしい、大きなプレートで出てきます。ただしチーズケーキ自体のサイズは、それほど大きくはありません。たとえるならスタバのニューヨークチーズケーキと同じくらいです。他のアメリカ系のレストランのチーズケーキはけっこうサイズが大きかったので身構えていましたが、意外にも良心的なサイズで、ランチプレートを食べた後で難なく食べることができました。
※以下はアメリカ系のレストランでいただいたチーズケーキ。写真だとサイズがわかりにくいですが、サイズはけっこう大きい。
ベリーソースにクッキー生地のキレイなニューヨークチーズケーキ
さてバビーズのチーズケーキですが、トッピングにはホイップした生クリーム、そしてベリーソースです。
土台にはクッキー生地を敷き、色は薄く均一です。お手本のようなニューヨークチーズケーキであるといえます。
▶ニューヨークチーズケーキとは何か? 特徴や語源、歴史などを解説
濃厚で食べごたえはあるが、重たさは感じない
食べた感想ですが、まず食感はほろほろとほどけていくような感じがあります。咀嚼すると口のなかでなめらかにとろけます。ほどよく空気が含まれているようで、ややふわっとした感じも。最近流行りのとろとろ一辺倒なチーズケーキにはない、柔らかく優しい触感です。
またクッキー生地はザクザクでとても歯ごたえが気持ち良いです。けっこう硬めのビスケットをクランブルにしているようで、クランブルでありながらゴロゴロ、ザクザクという食感を楽しめます。
味については、しっかりコクはありつつ、サワークリームの酸味がほんのりあるので、それほど重たさは感じません。生クリームの甘さもちょうどよく、またベリーソースの酸味もいいアクセントになっています。
アメリカ発のレストランということだったので、勝手にヘビーな印象のチーズケーキを想像していましたが、違っていました。もちろんある程度の食べごたえはありますが、優しい食感、ほどよい酸味で重たく感じるのをうまいこと回避しています。目新しい点はありませんが、完成度が高いチーズケーキであることは間違いないと思います。
補足情報
購入店 | バビーズ(Bubby’s) 公式サイト |
商品名 | ニューヨークチーズケーキ |
値段 | ニューヨークチーズケーキ:790円(単品) グリドルスペシャル:1650円 |
購入日 | 2023年12月 |
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