ミニストップの「2層仕立てのチーズケーキ ベイクド&レア」というチーズケーキ。
製造を担当しているのはロピアという洋菓子メーカーだ。
ロピアといえば、最近ではミニストップのスイーツをよく手掛けている。直近では「濃厚チーズタルト」がロピア製であった。
またロピアといえば、ファミリーマートのスイーツにおいてもよくみかける。
さて今回は、「2層仕立て」だ。実は2層仕立てのスイーツは、コンビニ・スーパーではよくみかける。
そんな話もまじえながら、食レポをしていきたいと思う。
「2層仕立て」はコンビニ・スーパーではおなじみ
名前のとおり、ベイクドチーズケーキとレアチーズケーキを重ねた2層のチーズケーキなのだが、このタイプはコンビニ・スーパーではおなじみだ。
とくにプレシア(洋菓子メーカー)は「2層仕立て」という名で販売することが多い。
レアとベイクドの2層仕立てにすることで、食感にいろどりをくわえることができ、飽きないスイーツになるのだろう。
一方で2層のチーズケーキは、1つ1つの層が薄くなってしまい2層の違いが感じられないものもある。
たとえば、以前プレシアが発売していた「2層仕立てのチーズタルト」は、層がうすくてベイクドとレアの違いがあまりわからなかった。
2層系のチーズケーキはきらいではないが、2層仕立てに躍起になるのではなく、一層でも飽きないようなスイーツをつくることに注力するのもいいのではないかと、ときどき思わなくもない。
ちなみに2層のチーズケーキで一番おすすめなのは、ルタオのドゥーブルフロマージュだ。2層にメリハリがあり、また感動するほど美味しいので、2層のチーズケーキが好きな方は、ぜひ一度は食べてみてほしい。
【実食レポ】2層仕立てのチーズケーキ ベイクド&レア
さて、ミニストップ・ロピアの「2層仕立てのチーズケーキ」はどうか。
表面はぷるっとしたレアチーズで、下は若干ねっとり感のあるベイクドチーズになっている。
またベイクドチーズケーキのなかには、くだいたクッキーが散りばめており、ベイクド、レアの食感だけでなく、クッキーの「ザクッ」とした食感も楽しめるようになっている。
1つの層はうすいので食感の違いはわかりにくい
ただし全体的に薄いので、ベイクドとレアの違いはわかりにくい。
これはさきほどの懸念のとおりで、やはり全体がうすくなるあまり、レアとベイクドの違いわかりにくい。たんなるしっとりとねっとりの中間の食感だと感じられてしまう。
またすこし「べちょ」とした質感があってすこし舌触りがわるくなっているのは残念である。
200円以下のコンビニスイーツで贅沢なことはいえない。いってはいけない。しかし、200円以下でももっとがんばっているコンビニスイーツはたくさんある。おなじ価格帯の他店のスイーツとくらべてしまうと、やはりすこし残念な気がしてしまう。
クッキーの食感はいい
一方で、味はそれほどわるくはない。適度な酸味で後味はさっぱりしている。また下の層にうまっているクッキーはいい役割をはたしている。
リピートはないが、クッキーによる固め食感をくわえたのは、評価したい。
値段、カロリー、商品説明など
値段 199円 カロリー 177kcal 製造者・販売者 ロピア