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【セブンイレブン】なめらかレアチーズ、まっしろなめらかレアチーズを実食レポ|口溶けを重視したカップタイプのレアチーズスイーツ

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※2021年4月に「まっしろなめらかレアチーズ」を追記。

バスクチーズケーキがブームになって以来、コンビニはバスクチーズケーキをチーズ系スイーツの主力商品としていたため、他の新しいチーズケーキが発売されることはなかった。

コンビニにあるのはバスクチーズケーキばかり、そんな時代が1年ほど続いたのだが、ここにきてようやくバスクではない、チーズケーキの新作が発売された。

今回はレアチーズタイプのスイーツだ。

カップタイプで、口溶けの良さ、食感の良さを重視したスイーツ。正直、どこか既視感がある。

こういったチーズケーキが発売されるようになった背景には、おそらくバスクチーズケーキのブームが一巡し、売れ行きが落ちてきたという事情があるのではないか。だからこそ、満を持して、バスクチーズケーキとはまったく違うテイストのチーズケーキを投入してきたのだろう。

そんな憶測をしながら、なめらかレアチーズを吟味してみた。

なめらかレアチーズ(2020年5月)

セブンイレブン・デリカシェフ なめらかレアチーズ (8)

セブンイレブン・デリカシェフ なめらかレアチーズ (8)

上にホイップ、その下にレアチーズムース、一番下に砕いたクッキーという構造だ。

値段は198円。

300円近くするカップケーキが平然と陳列される昨今、200円以下というのは高く感じないかもしれない。しかしサイズを考えれば、決して安いともいえないだろう。

似たようなスイーツは以前セブン、ファミマでも

セブンイレブン・デリカシェフ なめらかレアチーズ (8)

ちなみにカップタイプで、クッキーとレアチーズの組み合わせは、以前セブンイレブンが販売していたダブルレアチーズケーキにも近い。今回のレアチーズはそのミニ版なのかもしれない。

セブンイレブン ダブルレアチーズケーキ デリカシェフ (16)
以前セブンイレブンから発売されていたダブルレアチーズケーキ

また実は、ファミリーマートにも似たようなレアチーズスイーツがあった。

ファミリーマート・デザートランド とろける生チーズケーキ (2)
以前発売されていたファミリーマートのとろける生チーズケーキ

こちらも口溶けを重視したレアチーズ、下にクッキー生地を添えている。

そして実は、セブンイレブンは去年にもまったく同じような商品を販売していた。

上記のツイートは2019年のものだ。Twitterで検索していたら、まったく同じようなチーズケーキをみつたけ。

セブンイレブンは2018年の終わり頃、「とろけるなめらかレアチーズ」という名前で、ほぼ同じスイーツを販売していた。

そして2020年になって、「なめらかレアチーズ」という名前で、今回のスイーツを発売したわけだ。リバイバルともいうべきか。

セブンイレブン・デリカシェフ なめらかレアチーズ (1)

冒頭で「どこか既視感がある」と書いたのはこのためだ。既視感というか、ほぼ同じような商品が販売されていたわけだが。

もちろんそれが悪いわけではない。まったく新しいスイーツなんて、おそらく存在しないのだから。とくにチーズケーキはもうでつくしたといっていいほど、色々なタイプがでてしまった。

目新しさはないが、素直に美味しい

セブンイレブン・デリカシェフ なめらかレアチーズ (8)

セブンイレブン・デリカシェフ なめらかレアチーズ (8)

セブンイレブン・デリカシェフ なめらかレアチーズ (9)

さて味の感想だが、特別驚きはないものの、素直に美味しい。

口溶けの良いホイップとムース。舌にのせた瞬間とける感じはたまらない。素直に感激してしまった。

そしてコクもあって、塩味もあって、十分な食べごたえ。わずかな酸味がスッとぬけるので、爽やかさもある。

セブンイレブン・デリカシェフ なめらかレアチーズ (9)

下のクッキーは、正直にいえば、もう少しザクザクしている方がメリハリがあっていいとは思うが、これでも十分に良い食感だ。

食感に彩りが加わるし、またバターの風味なども加わるおかげで、食べごたえを感じられる。レアチーズだけだと柔らかい食感だけなので、下手すると物足りなさを感じることがあるが、こうやって固い食感があると、途端に口のなかが楽しくなるものだ。

セブンイレブン・デリカシェフ なめらかレアチーズ (9)

ザクザクやパリパリなど、人間は固めの食感がある方が、満足度が上がるそうだ。このスイーツがそれを狙っているのかはわからないが、クッキー生地のおかげで、印象は格段にいいものになっているように思う。

全体的に既視感のあるスイーツであり、目新しさはないかもしれないが、それでも値段とクオリティ、ボリュームのバランスがとれたスイーツであった。

値段、カロリーなど

値段198円
カロリー236kcal
製造者・販売者デリカシェフ

口コミと評判

スイーツの口コミサイト「もぐナビ」でそれなりに評価が高い。

一方でコメントは、賛否両論があった。

「クッキーがパサパサ」
「チープだけど美味しい」
「口当たりはいいけど飽きる」

などなど。

2018年に販売されていた同様のスイーツは絶賛の口コミばかりだったのだ。

しかし今回は、そうはいかなかったようだ。

2018年にセブンイレブンが発売されたとろけるなめらかレアチーズの口コミ

この1年で他のスイーツのクオリティがあったのはもちろんのこと、似たようなスイーツは毎月のように発売される。

毎月にように発売されるある程度クオリティが高いレアチーズスイーツと比べると、やはりそれほどいい印象は得られなかったのかもしれない。

【2021年4月追記】まっしろなめらかレアチーズ

セブンイレブンは2021年4月に「まっしろなめらかレアチーズ」というスイーツを発売した。

表面にレアチーズ、底にクッキークランブルという構成であり、先に紹介した「なめらかレアチーズ」とそっくりである。というより名前を変えて新たに販売したのだろう。

値段やカロリーを一応比較してみる。

名前は「なめらかレアチーズ」から「まっしろなめらかレアチーズ」に。

値段は213円から259円に。

カロリーは236kcalから260kcalになっている。

カロリーに若干の変化があることから、名前と値段だけでなく、中身の成分量も変わっているようだ。それにしてもボリュームはほぼ同じなのに値段が40円も上がっているのは驚きである。およそ1年で40円の値上げだ。それだけ物価が上がっているとは思えない。材料費が高騰しているとも考えるられるが、40円も値上げするほどだろうか。おそらく利益率を高めるためだろう。セブンイレブンは他の食品でも同様の行いが見られる。

ちなみに食べた感想であるが、普通に美味しい。普通に美味しいが前回の「なめらかレアチーズ」との味の違いはわからなかった。もしかしたら大幅にアップグレードされているのかもしれないが、前回が約1年前なので味の比較ができない。