全国チェーンのケーキ屋である「シャトレーゼ」の会社が手掛ける、ちょっと高級なスイーツブランドの「ヤツドキ」。
2024年1月頃から「産直苺フェスタ」というイベントを開催しており、苺を使ったスイーツを数多く販売しています。今回紹介するのは、この苺フェスタの商品の1つとして販売されたチーズタルトです。
2024年1月19日から期間限定で販売されている「苺のフロマージュタルト」というケーキです。
ヤツドキとは
ヤツドキは前述のとおり、シャトレーゼが手掛けるケーキです。シャトレーゼに比べると若干値段は高いですが、その分良い材料を使い、手間暇かけた贅沢なケーキを販売しています。
シャトレーゼに比べると店舗は多くはありませんが、全国に出店しており、チェーン店ながらクオリティが高いケーキが食べられます。このブログでもヤツドキのチーズケーキを何度か紹介しています（ヤツドキの公式サイト）。
＞当ブログで紹介したヤツドキのチーズスイーツ
レアチーズにカスタード入りのホイップクリームをのせたレアチーズタルト
そんなヤツドキが今回販売した「苺のフロマージュタルト」は、タルトの上にレアチーズとカスタード入りのホイップクリームをのせ、表面に静岡県産きらぴ香苺をトッピングした、ショートケーキを思わせる豪華な外見のケーキです。
また苺の上には生クリームが添えられており、外側には砕いたナッツもトッピングされています。
値段は507円です。街の有名パティスリーに迫る値段ですが、その分クオリティは高いです。
苺は静岡県産のきらぴ香を使用
ちなみに苺は静岡県産の「きらぴ香」を使用しています。
この苺は17年をかけて、28万通りの交配試行錯誤からから生まれた最強の苺ともいわれるものです。粒が大きく、そして甘さとフルーティーな香りが特徴だとされています。
シャトレーゼにも似たケーキが販売されている（本記事執筆時点）
ちなみに本記事執筆時点では、シャトレーゼでも似たようなケーキが販売されています。「苺のレアチーズタルト」というケーキで、こちらもレアチーズにカスタード入りのホイップクリームを使ったタルトです。
パーツに関しては全体的に似ていますが、味はけっこう違います。味の深みというか、満足度が違うのです。
カスタードのコクによって深みのある味に
ヤツドキの「苺のフロマージュタルト」の味についてですが、まず口にいれて感じたのは、レアチーズとカスタード入りホイップクリームが織りなす、深みのある味です。
ホイップクリームとレアチーズのすっきりしていてミルキーな味の中に、カスタードのほっこりするような味が隠れており、咀嚼するとその2つの重なる味が口のなかで広がり、思わず「あ、美味い」とつぶやいてしまうのです。
前述のとおり、シャトレーゼにも似たような商品があり、シャトレーゼも十分に美味しいのですが、味の奥行きというか、深みというか、なにかヤツドキのほうがリッチな感じがします。ヤツドキのほうが1つ上のレベルの材料と手間で作っていることが、明らかにわかるのです。
単体でも十分美味しい、甘くてみずみずしい苺
さらに苺はしっかり甘みを感じられるタイプです。さすが「きらぴ香」の苺を使っているだけあります。この苺だけでもずっと食べていられそうな美味しさです。シャトレーゼの苺はやや酸味があるタイプだったのですが、こちらは酸味が控えめで、甘味があり、ほどよい果肉感のある食感で、「うまい」と思わずつぶやいてしまう味でした。
タルト生地も本当にいい味、食感をしています。バターの旨味、まろやかな風味がうまく生かされており、レアチーズとマッチし、かたすぎず、柔らかすぎない食感は、ほどよい歯ごたえで口に彩りを加えてくれます。
外側のナッツのトッピングもいい役割をしており、ナッツのほっこりするような甘みに、ザクザクの食感がケーキをさらに盛り上げてくれます。
「非の打ち所がない」とはまさにこのケーキのこと。500円でこれが食べられるなら安いものだといえます。
総評
甘味 ★★★★☆ 酸味 ★★☆☆☆ 苦味 ☆☆☆☆☆ 塩味 ★☆☆☆☆
目新しさ ★★★☆☆ 満腹感 ★★☆☆☆ お得感 ★★★★☆ 手軽さ（手軽に買えるか？） ★★★☆☆ 食べやすさ
（万人受けするか、好みが分かれるか）★★★★★
補足情報（値段、カロリーなど）
購入店 ヤツドキ 商品名 苺のフロマージュタルト
公式サイトの商品ページ値段 507円 カロリー 332kcal 購入日 2024年1月29日 備考 季節限定
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