2018年の8月頃、バスクチーズケーキブームになってから、バスクチーズケーキはコンビニ、スーパーマーケットで当たり前に販売されるようになった。
コンビニ・スーパーで販売されているバスクチーズケーキは、いったいどれくらい種類があり、どんなバスクチーズケーキがあるのか。
それを振り返るべく、これまでこのブログで紹介した、コンビニ・スーパーのバスクチーズケーキをまとめることにした。
※本ページにはすでに販売が終了している商品も含まれます。
【ローソン】BASCHEE(バスチー)
コンビニで初めて発売されたバスク風チーズケーキがこの「バスチー」だ。
2019年3月下旬、スイーツ界隈でブームになっていたバスクチーズケーキをローソンがいちはやく商品化し、記録的ヒットとなった。それまでプレミアムロールケーキが持っていた記録をぬりかえたそうだ。
このバスチーのおかげで、バスク風チーズケーキの名前は一般にも知られるようになった。
そしてバスチーのヒットをみて、他の菓子メーカーや洋菓子屋、ファミレス、カフェが追随し、バスク風チーズケーキを販売することに。
バスチーは、本場のバスクチーズケーキのように表面を焦がしたわけではない。代わりに、表面にカラメルを塗ることで、バスクチーズケーキの表面の焦げを再現した。
あくまで「バスク風」ではあるが、バスクチーズケーキの特徴であるほろ苦みと濃厚さは、しっかり楽しめた。
また、ローソンはバスチーのアレンジ商品を販売している。
バスチーは、バスク風チーズケーキという名前を世に広めたスイーツである。歴史的なスイーツの1つなので、もし食べていないならぜひ一度食べてほしい。
値段 | 199円(税別) |
カロリー | 260kcal |
製造者 | コスモフーズ |
▼詳細解説
【セブンイレブン】バスクチーズケーキ
ローソンがバスチーを発売してから約7ヶ月後、セブンイレブンもバスクチーズケーキを発売しはじめた。
サイズはローソのバスチーと同じくらいだ。
「セブンイレブン市場最高においしいチーズケーキ」という、大胆で過去のチーズケーキを全否定するかのようなキャッチコピーで販売された。
たしかにこれまでセブンイレブンで販売された、どのチーズケーキよりも濃厚で食べごたえがあった。
表面の絶妙な焼き色、そして濃厚さと口当たりは、コンビニのなかでも、抜群に完成度が高く、まさにバスクチーズケーキであった。
値段 | 238円 |
カロリー | 360kcal |
製造者 | デリカシェフ |
▼詳細解説
【ミニストップ】バスク風チーズケーキ
コンビニ大手のミニストップもバスク風チーズケーキを販売している。
ミニストップは、他社とは違い、ゼラチンで固めたカラメルソースを表面に乗せることで、バスクチーズケーキの特徴である焦げとほろ苦みを再現した。
口当たりが「ぷる」としており、再現度は高いとはいえない。それでも素直に美味しいと思えたし、スイーツを食べる楽しさは十分にあった。
値段 | 210円 |
カロリー | 291kcal |
製造者 | ドンレミー |
【ファミリーマート】なめらかバスクチーズケーキ
ファミリーマートがバスクチーズケーキを発売したのは、ローソンがバスチーを発売してから丸一年後だ。
はやりに流されるのではなく、自身のペースで淡々と新作をリリースするスタイルは、ファミリーマートらしい。
ファミリーマートのバスクチーズケーキは、カップにはったタイプで、これはコンビニ初だ。カップにすることで、型崩れの心配がなくなる。そして生地をしっとりさせることできる。
その狙い通りというべきか、ファミリーマートのバスクチーズケーキはとても口どけがよかった。カップタイプというのもあるかもしれないが、プリンにも近い、とろける食感を楽しめた。
値段 | 230円 |
カロリー | 176kcal |
製造者 | ロピア |
【成城石井】バスクチーズケーキ
高級スーパーであり、チーズスイーツに積極的な成城石井も、流行りのバスクチーズケーキを発売した。2019年の9月頃にはすでに発売しており、セブンイレブンやミニストップよりも、はやいと思われる。
値段は399円。やはり高級スーパーというだけあって値段は高いが、本格的なバスクチーズケーキであった。
表面の焦げ具合は、本場のバスクチーズケーキさながら。そして十分に濃厚で、単にコクがあるだけでなく、クリームチーズの旨味を存分に楽しめる味だった。
値段は高いが一度は食べてほしいバスクチーズケーキだ。
値段 | 399円 |
カロリー | 記載なし |
製造者 | 成城石井 |
【紀伊国屋】バスク風チーズケーキ
日本で初めてセルフ型のスーパーマーケットをオープンしたことでも知られる紀伊国屋も、バスクチーズケーキを販売している。
紀伊国屋は高級路線のスーパーなので、値段は320円と高めだ。しかし、紀伊国屋のバスクチーズケーキは他店とはまったく違う。
バスクチーズケーキはベイクドチーズケーキの一種なのだが、レアチーズケーキかと思うくらい、しっとりしている。
どうすればこんなにしっとり作れるのだろうか、と呆然としてしまうくらいしっとりしている。大げさではなく、本当に他店のバスクチーズケーキよりも圧倒的にしっとりしているのだ。
もし紀伊国屋に近くにあるのなら、絶対に一度は食べてほしい。その口どけに驚くはずだ。
値段 | 320円 |
カロリー | 262kcal |
製造者 | 紀伊国屋 |
【イーストナイン】直火焼きバスクチーズケーキ
近所のスーパーマーケットでみつけたイーストナインの「直火焼きバスクチーズケーキ」。
バスクチーズケーキがブームになってから、割とはやめに販売されていた。イーストナインは、流行りの敏感なようだ。
値段は198円。スーパーで販売する量産型のスイーツでありながら、表面の焦げを忠実に再現している。
ベイクドチーズケーキに近い「もふ」として質感はあったが、塩味と甘味のバランスが良い美味しいバスクチーズケーキであった。
値段 | 198円 |
カロリー | 200kacl |
製造者 | イーストナイン |
【イーストナイン】バスクチーズケーキ
イーストナインは、実はバスクチーズケーキを2タイプ販売している。こちらは近所のスーパーでみつけたものだ。
323円で2つ入りというお手頃価格。
こちらは表面にカラメルソースをぬっており、また土台にスポンジ生地をしいている。つまりチーズケーキの部分は少ないわけだが、お手頃価格なので仕方ない。
一方で、味や食感はとても良かった。バスクチーズケーキ感はそれほど楽しめないが、やさしい甘味とほどよい塩味は、素直に美味しいと思えた。
値段 | 323円 |
カロリー | 191kcal(1個) |
製造者 | イーストナイン |
【ローソンストア100】ばすCHEESE
青いローソンとは似て非なるお店「ローソンストア100」も、バスク風チーズケーキを販売している。
値段はもちろん100円。「ばすCHEESE」というかわいらしい名前の一品だ。
100円なので贅沢はいってられない。やはり他店のバスクチーズケーキに比べると、舌触りも、濃厚ぐあいも劣る。バスクチーズケーキの再現度は高くない。
しかし、スイーツとしてクオリティは申し分ない。100円というお手頃にもかかわらず、チーズスイーツを食べた気分にちゃんとなれる。十分に満足できる一品だった。
値段 | 100円 |
カロリー | 208kcal |
製造者 | オイシス |
【山崎製パン】バスク風チーズケーキ
大手菓子メーカー、山崎製パンのバスク風チーズケーキ。こちらは近所のスーパーでみつけた品だ。
値段は358円で、先のイーストナインの2個入りバスクチーズケーキよりはすこし高いが、1つ200円を下回るのでお手頃かもしれない。
さてこちらは表面が焦げた色になっているが、再現度は低い。まず生地がスフレっぽい。写真からもわかると思うが、気泡があって、チーズスフレを食べているようであった。
またバスクチーズケーキ特有の濃厚感もほろ苦みも感じられなかった。
バスクチーズケーキの再現度は低いが、スイーツとしては普通に美味しい。バスクチーズケーキではなく、美味しいスフレチーズケーキと思って食べたほうがいいだろう。
値段 | 358円 |
カロリー | 記載なし |
製造者 | 山崎製パン |
【ミニストップ】バスク風チーズケーキソフト
ミニストップが、看板商品であるソフトクリームと、バスクチーズケーキをコラボさせた。
レジで注文して、注文してからつくってもらう。
ミニストップのソフトクリームを食べるのは初めてだったが、これがうまかった。
そしてカップの下にあるバスクチーズケーキも凍らせてあって、これがソフトクリームとよくマッチしていた。
チーズケーキという乳製品主体のケーキと、そしてソフトクリームというこれまた乳製品のコラボ。美味しくないはずがない。
食べたのは真冬だったのだが、あっという間に食べてしまった。
値段 | 338円 |
カロリー | 308kcal |
製造者 |
【ドンレミー】大人のバスク風チーズケーキ
スーパー向けにスイーツを製造しているドンレミーのバスクチーズケーキ。ドンレミーはミニストップのバスク風チーズケーキを製造した会社でもある。
そのためかミニストップのバスクチーズケーキととてもよく似ている。というよりほぼ同じ。
表面の焦げはゼリー状のカラメルソースで再現。生地は若干プルっとした質感のチーズケーキだ。
バスクチーズケーキとしての再現度はそれほど高くないものの、やさしい甘味とほどよい塩味で、スイーツとしての楽しみには感じることができた。
値段 | 198円 |
カロリー | 291kcal |
製造者 | ドンレミー |
【プレシア】バスク風チーズケーキ
スーパーに向けのスイーツを製造しているプレシア。
スーパーで最初にみたバスクチーズケーキは、プレシアのこれかもしれない。それくらいはやい段階でバスクチーズケーキを販売していた。
ただし再現度はどれほど高いとはいえない。表面は軽く焦がすことで、バスクチーズケーキを再現している。しかしながら、バスクチーズケーキの特徴である濃厚さや口どけのよさは、いまひとつだった。
それでもチーズケーキとしてのクオリティは低くない。塩気と甘味のバランスがよく、機会があったらまた食べたいと思えるスイーツであった。
値段 | 188円 |
カロリー | 263kcal |
製造者 | プレシア |
その他
他にも当ブログではカフェやケーキ屋のバスクチーズケーキを紹介している。以下のページでまとめているので、ぜひご覧いただきたい。
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