※セブンカラーズはすでに閉店しております。
セブンカラーズ(Seven Colors -cafe&dining-)は下北沢駅から徒歩3分ほど。
フレンチトーストやカレーが人気のこちらのカフェには、ちょっと変わったチーズケーキがあります。
なんとパルミジャーノチーズを使っているのです。
「セブンカラーズ」のベイクドチーズケーキについて
パルミジャーノチーズとはパルミジャーノ・レッジャーノのことで、イタリアチーズの王様とも言われているチーズです。このチーズはイタリア産で、しっとりした食感であり噛めば噛むほど旨みが出てくるのが特徴。
日本でよく見かけるパルメザンチーズとはまったく別物。パルメザンチーズはパルミジャーノ・レッジャーノ風のチーズということで製造されているチーズです。
※参考:パルミジャーノ・レッジャーノwiki
こちらが、パルミジャーノチーズを使用したチーズケーキです。
表面にパラっとまぶしてあるのがパルミジャーノ・レッジャーノチーズ。
パルミジャーノ・レッジャーノは高価なチーズなので、中身にガッツリ使うと、かなり高価なチーズケーキになってしまいます。
その他、蜂蜜とピンクペッパーがトッピングされています。ピンクペッパーといっても胡椒のような辛味はなく、ほんのり甘いと酸味があります。
チーズケーキと一緒に食べると、存在はあまり感じられないほど弱い風味です。
クッキー生地はけっこう厚めです。
絶妙な量のパルミジャーノ・レッジャーノがいいアクセントになっている
それではひと口。
しっとりともふもふの中間くらいの食感です。
バスクチーズケーキのようなチーズ感を前面の押し出したチーズケーキとは違い、ちょっと薄力粉感もある優しい口当たり。
味はどちらかといえば甘め。酸味や塩味はだいぶ控えめです。
またお皿塗られた蜂蜜も甘いので、甘い×甘いの組み合わせとなっています。。
それでもクドく感じないのはパルミジャーノ・レッジャーノの風味があるから。
パルミジャーノがいい具合にコクと塩気、そして旨味を付加してくれているのです。
パルミジャーノ・レッジャーノのおかけで、甘さが際立つ単調なチーズケーキが一気に上品なチーズケーキに様変わりしています。
また厚めのクッキーはザクザクという楽しい食感を口になかに運んでくれます。
クッキー生地といってもしっとりしていたり、もそもそしていたり、その食感は千差万別ですが、このチーズケーキは、はっきりとザクザク感を感じられるタイプ。
さてまとめに入ります。
パルミジャーノはわずかに感じられる程度でした。
しかしながらこのさじ加減がいいのではないかと思います。
あまり多すぎてもチーズ感が強くなってしまう。少なければ他と変わらないチーズケーキになってしまう。多すぎず、少なすぎず、絶妙な量のパルミジャーノ・レッジャーノでした。
似たようなチーズケーキ
過去にパルミジャーノ・レッジャーノを使用したチーズケーキを食べていたかどうか調べたら、1つだけありました。
リトルローザンヌの生バスクチーズケーキです。
現在は販売が終了してしまったチーズケーキ。バスクチーズケーキよりもさらに高温で短い焼き時間にすることで、トロトロな食感を作りだしたバスクチーズケーキです。
こちらにもパルミジャーノ・レッジャーノが使われていました。その風味はたしかにいいアクセントになっていました。
その他、似て非なると言われているパルメザンチーズを使用したチーズケーキは身近にいくつかありました。