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【小樽のチーズケーキまとめ】洋菓子屋、パティスリー、カフェなど全8店とチーズケーキ

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北海道小樽市を訪れた際に食べたチーズケーキを紹介するとともに、その際に訪れたケーキ屋、カフェなどをまとめて紹介します。

本記事で紹介しているのは、あくまで一部です。筆者が実際に訪問した店、食べたチーズケーキを紹介しているのみです。一大観光地である小樽には、無数の飲食店があり、チーズケーキがあるため、数日の滞在ではとても食べ切れません。

※本記事で紹介しているチーズケーキは2022年9月に訪問した時に食べたものです。現在もあるとは限りません。営業時間や現在のケーキの種類などは公式サイトなどで確認するのがおすすめです。

モリモト(小樽駅からすぐの和洋菓子屋)

モリモトは北海道に24店を出店する北海道ローカルの洋菓子チェーンです。小樽にも店舗があり、小樽駅の目の前にあるドン・キホーテが入ったビル、小樽駅前第二ビルの1階に店舗があります。ルタオや六花亭などの観光地の洋菓子屋とは違い、地元の人が利用する店のようです。

商品は焼き菓子から半生菓子、和菓子、その他、ショートケーキやチーズケーキなどの生菓子など、幅広く揃えています。

訪問時は小樽市の隣の余市町のブルーベリーを使ったチーズケーキを購入しました(季節限定の可能性があります)。

小樽・morimoto(モリモト)余市産ブルーベリーのクランブルチーズケーキ (3)
余市産ブルーベリーのクランブルチーズケーキ

小樽・morimoto(モリモト) (11)

他にもハスカップジュエリーという小さいサイズのケーキやブッセなど様々です。北海道のローカルチェーンを探しているなら、モリモトがおすすめです。

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あまとう(小樽駅から徒歩8分ほどの和洋菓子屋)

あまとうは1929年に小樽で創業した老舗の洋菓子屋です。小樽のケーキ屋といえば、というくらい有名な店です。

小樽駅から徒歩7分ほどのアーケード商店街の中にあり、1階が販売店、2階が喫茶店になっているようです。訪問時は喫茶店は営業しておらず、すべてテイクアウトのみとなっていました。

洋生菓子のほか、焼き菓子や、店頭ですぐに食べられるぜんざいなどもあります。訪問時はチーズケーキを2種類食べました。

小樽「あまとう」のチーズケーキ (3)
チーズケーキ

小樽「あまとう」のチーズケーキ (8)
レアチーズケーキ

どちらもスポンジの層にチーズクリームを相互に重ねたレイヤーケーキタイプです。現在流行りの非常に濃厚で、クリームチーズそのもののような食感のチーズケーキとは違い、スポンジケーキのふわっとした軽やかな食感と、チーズの風味のコントラストを楽しめます。平成生まれの私ですが、なんだか懐かしい感じがするような気がするチーズケーキでした。

最近のチーズケーキに慣れていると少し物足りなく感じるかもしれませんが、最近のチーズケーキは重たい、どっしりしていてくどい、と感じるならあまとうのチーズケーキは気に入ると思います。

他では食べられないチーズケーキをぜひ。

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Not obvious (チーズケーキと焼き菓子の店)

「Not obvious (ノット アヴビィアス)」は小樽の観光地である港とは逆の方向の、住宅地の小さい路地にあります。小樽駅からは徒歩15分ほどの距離なので、自転車か車があると楽に行けます。

主な商品はチーズケーキと焼き菓子です。訪問した時は、ベイクドチーズケーキ、ニューヨークチーズケーキ、レアチーズケーキ、バスクチーズケーキの4種類がありました。季節によっては果物を使ったチーズケーキもあるようです。また焼き菓子は小さいサイズのパウンドケーキを、数種類販売しています。

訪問した時はバスクチーズケーキとニューヨークチーズケーキを購入しました。

どちらも味、風味、食感ともによく、材料と製法にこだわっていることがわかる美味しさです。小樽にチーズケーキを食べにいくならぜひ訪問してほしいお店の1つです。詳しい感想はこちらのページで紹介しています。

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ル・キャトリエム(小樽駅から徒歩10分ほどのパティスリー)

ル・キャトリエムは小樽駅から徒歩10分ほどの、港の近くにある洋菓子屋です。お店の外観、店名、ケーキのラインナップなどフランス風のものが多く、いわゆるパティスリーといった感じの店です。

1階が販売店で、2階はレストランになっています。2階では、店のケーキはもちろんのこと、地元の食材を使ったフレンチベースの料理が堪能できるようです。

フランスでの修行経験があるシェフが作るケーキは上品で気品のある見た目のものばかりです。訪問時はレアチーズケーキとチーズタルトを購入したのですが、どちらもまさにパティスリーのプチガトーです。

小樽「ル・キャトリエム」 (5)

自分では絶対に作ることができない、技術が詰まったケーキです。ケーキの詳しい解説はこちらのページで紹介しています。

他にもショートケーキやチョコレートベースのケーキ、マカロンやフィナンシェなどの焼き菓子も販売しています。

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喫茶一番庫(小樽駅から徒歩10分ほどの喫茶店)

小樽「喫茶一番庫」のチーズケーキ (7)

喫茶一番庫は、小樽駅から10分ほどの場所に、古い倉庫を再利用した「小樽運河プラザ」の中にある喫茶店です。建物のなかには観光案内やギフトショップ、市民ホールなどがあり、その一角が喫茶店になっています。

一見普通の喫茶店ですが、実は個性的なチーズケーキがあります。

真っ白で艶やかな四角いレアチーズケーキです。まるでクリームチーズそのもののようなしっとりとろけるような食感に感動するとともに、程よい酸味と柔らかい乳味に思わず「美味しい」とうなります。非常にシンプルなレアチーズケーキでありながら、材料の配合が独特なのか、他では味わったことがない、酸味、甘み、乳味の加減を体験できます。

喫茶店になっているので、小樽での観光に疲れたらぜひ立ち寄ってほしいです。

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ルタオ(本店、パトス、プラス、ベーカリー)

全国的にも有名な洋菓子屋のルタオは本店が小樽にあります。また小樽はルタオの発祥の地でもあり、だからなのか、本店だけでなく、様々なコンセプトのルタオの店舗があります。そのうちの5店舗が小樽駅から徒歩15分ほどの堺町本通りという商店街にあります。

5店舗あるうちの3店舗で実際にチーズスイーツを食べたので簡単に紹介します。

ルタオ本店

洋館を思わせるような建物の店舗がルタオの本店です。1階が売店で、2階がカフェ、3階が展示兼展望スペースになっています。

2階のカフェでは、ルタオの生菓子が食べられます。オンラインストアで販売しているドゥーブルフロマージュの表面にトッピングをほどこしたバージョンアップ版のドゥーブルフロマージュが食べられるほか、ショートケーキやモンブランといった店舗でしか食べられないルタオのケーキが食べられます。

小樽「ルタオ本店」 のケーキセット (4)

訪問した時は、ドゥーブルフロマージュとショコラドゥーブル、栗マロンかぼちゃのドゥーブルフロマージュの3つを注文しました。どれも期待通りの美味しさでした。

ルタオパトス

小樽にあるルタオのなかで最大規模となるのが、こちらのルタオパトスです。1階には売店とセルフ式のカフェがあり、2階はオープンキッチンを備えた広々としたレストランがあります。

2階のレストランではドゥーブルフロマージュはもちろんのこと、「ふわとろフロマージュスフレ」という表面にチーズクリームやフルーツソースをトッピングできるスフレチーズケーキが食べられます。

ルタオパトスのふわとろフロマージュスフレ パトス (7)
ふわとろフロマージュスフレ

ルタオパトスのふわとろフロマージュスフレ パトス (7)
ふわとろフロマージュスフレ。トッピングは自分で行う。

またランチタイムには地元の食材を使ったパスタがあります。こちらも絶品。

ルタオプラス

ルタオパトスの裏、臨港線という大通りに面した店舗がこちらのルタオプラスです。コンパクトな店舗ですが、売店にカフェが併設されています。

しかも店舗限定のスイーツがあります。チーズクリームを使ったオムレットと、ドゥーブルフロマージュを使ったパフェです。

小樽「ルタオプラス」 のふわふわスフレオムレット (2)
ふわふわスフレオムレット

小樽「ルタオプラス」 のパルフェフロマージュ フランボワーズ (2)
パルフェフロマージュ フランボワーズ

普通のチーズケーキに飽きた人は、こちらのようなチーズスイーツをぜひ試してみてください。

六花亭

バターサンドで知られる六花亭は、店舗が小樽にもあります。場所はルタオや北一硝子などがある通りです。店舗は古い倉庫を再利用しており、小樽の歴史を楽しめます。

こちらで販売しているのが、チーズケーキサンドのようなスイーツです。

小樽「六花亭」の雪こんチーズ(5)

小樽「六花亭」の雪こんチーズ(5)

雪こんチーズという商品で、六花亭の「雪こんこ」というクッキーで、ふわふわのチーズクリームをサンドしています。非常に柔らかいため買ってすぐに食べることが推奨されています。実際、感動するほどふわふわです。

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ガトーフレール(小樽銭函の洋菓子屋)

小樽駅から少し離れた場所に銭函という街があります。砂浜があり自然豊かなゆったりした街で、洋菓子屋やいい感じの飲食店がたくさんあります。その1つがガトーフレールです。

銭函駅から少し歩いた場所にある小さな洋菓子屋です。ショートケーキやチーズケーキ、プリンといった大衆的な洋菓子のほか、求肥とムースを合わせた和洋折衷菓子や土鍋プリンというユニークな商品もあります。

訪問したときにあったのがさつまいもを使ったバスクチーズケーキです(季節限定の可能性あり)。

スイートポテトのようのほんわかしたさつまいもの甘みを感じられる、秋の味覚ファンにはたまらないチーズケーキです。

また前述の求肥の中にムースをいれた和洋折衷菓子とシュークリームもいただきましたが、どちらもレベルの高さを感じました。

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おわりに

小樽駅は、日本でも有数の観光地というだけあり、スイーツを食べられる場所、買える場所が無数にあります。特に、観光スポットである運河周辺には、ルタオを筆頭に六花亭や北菓楼、銀の鐘など有名店がある他、無数のレストラン、カフェがあります。

一方で、小樽は少し離れると住宅地が広がっています。小樽駅を運河とは反対側に進めば、地元の生活の様子を垣間見ることができます。時間があればそちらのケーキ屋やレストランにも行ってみることをおすすめします。街の様子から小樽の人々の生活がわずかですが垣間見ることができます。もし自分が小樽に生まれていたらどんな生活を送っているだろうかとあれこれ空想してみるのも面白いと思います。