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【サダハル・アオキ】のチーズケークシトロネ|本場パリでも販売されているチーズケーキを実食

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日本に9店舗を展開している名店「パティスリー・サダハル・アオキ(pâtisserie Sadaharu AOKI paris)」のチーズケーキを食べてみました。

パティスリー・サダハル・アオキ・パリ pâtisserie Sadaharu Aokiのチーズケークシトロネ (3)

シェフを務める青木定治さんは、パリにも複数の店舗を展開し、フランス最優秀パティシエ賞を受賞しています。ヨーロッパ菓子の本場であるフランスでも認められているシェフの方です。

チーズケークシトロネ

そんなサダハルアオキが販売しているチーズケーキ、というよりチーズを使ったケーキがこちらの「チーズケークシトロネ」です。

パティスリー・サダハル・アオキ・パリ pâtisserie Sadaharu Aokiのチーズケークシトロネ (14)

パティスリー・サダハル・アオキ・パリ pâtisserie Sadaharu Aokiのチーズケークシトロネ (14)

パティスリー・サダハル・アオキ・パリ pâtisserie Sadaharu Aokiのチーズケークシトロネ (14)

パティスリー・サダハル・アオキ・パリ pâtisserie Sadaharu Aokiのチーズケークシトロネ (19)

シトロネ(レモン)クリームとチーズクリームのケーキ

「シトロネ」はレモンです。表面にレモンクリーム。本体はチーズクリーム。土台はナッツのクランブルです。「チーズケーキ」というシンプルな言葉で表現してしまうのは恐れ多い気品のあるビジュアルのケーキです。

パティスリー・サダハル・アオキ・パリ pâtisserie Sadaharu Aokiのチーズケークシトロネ (19)

パリ店でも販売されているチーズケーキ

こちらは本場パリの店舗でも販売している商品のようです。海外店舗のサイトでも紹介されていました(サダハルアオキパリ店のサイト)。

パリ店の公式サイトにおける商品名は「Cheese cake citronné」です。日本と同じです。また商品説明は「Pâte sucrée, Crème au fromage, Crème au citron, Crumble noisette.」となっています。パテソース、クレームフロマージュ、クレームシトロン、ノワゼット(ヘーゼルナッツ)のクランブルです。同じ商品であることがわかります。

つまり、このチーズケークシトロネはパリでも受け入れられているチーズケーキなのです。そのようなケーキを食べられる店は、日本ではかなり少ないと思います。

ちなみにフランスのケーキ屋にはチーズケーキがないと言われることがあります。一昔前までは、たしかにチーズケーキはなかったようですが、チーズを使った地方菓子は1900年代から見られます。チーズを菓子、ケーキの材料に使うことはあったと判断できます。

「フランスはチーズケーキがない」というのは、あくまで都心のパティスリーに、アメリカ系のチーズケーキ(日本でも一般的なベイクドチーズケーキ)がなかったという話なのでしょう。ただし、最近ではチーズケーキを置く店も増えているようです。

感動するケーキ

もちろん美味しいです。レアチーズムースは非常に口どけがよく、その舌触りの良さに感動します。

表面のレモンのクリームはほどよい酸味で、チーズクリームと非常によく合っています。そしてクッキー生地は、サクサクでヘーゼルナッツの風味が心地よく入ります。1つ1つのパーツのレベルが高く、またすべてのパーツがしっかりお互いを引き立てあっています。一口目から食べ終わりまで感動が止まらない一品です。

ちなみにこのチーズケークシトロネは、2倍のサイズもあります。

タルトピスタッシュ

せっかくなので、もう1つケーキを購入しました。こちらは季節限定のタルトピスタッシュです。

サクサクのタルトにピスタチオペーストをたっぷり詰めたケーキです。

ピスタチオのタルトはめったに食べないので比較はできませんが、サクサク、ザクザクのタルト生地に濃厚なピスタチオには「美味い!」の言葉しかでません。

パティスリー・サダハル・アオキ・パリ pâtisserie Sadaharu Aokiのチーズケークシトロネ (4)

サダハルアオキについて(独特の世界観をもった店)

パティスリー・サダハル・アオキ・パリ pâtisserie Sadaharu Aokiのチーズケークシトロネ (3)

パティスリーサダハルアオキは、現在日本に9店舗、パリに4店舗、マラコフに1店舗があります。

日本では、丸の内、ミッドタウン(六本木)、新宿伊勢丹、渋谷ヒカリエ、横浜高島屋、名古屋高島、烏丸ロイヤルパークホテル、木更津アウトレットなど、そのほとんどが商業施設にあります。軽井沢にはアトリエがあり、イートインも可能です。今回は新宿伊勢丹を訪問しています。

シェフの青木定治さんは、東京生まれで、日本の製菓学校を卒業した後、青山の「シャンドン」で修行。パリやスイスの店で修行した後、1998年にはパリでアトリエをオープンしています。

多くのパティシエはヨーロッパで修行した後で、日本に戻り店をオープンしていますが、青木さんはパリでアトリエをオープンしています。2001年にはパリでブティックをオープン。最初の店舗もパリです。

日本に店をオープンしたのは、2005年です。最初の店舗は丸の内でした。2011年にはフランス最優秀パティシエに選出されました。

そんなサダハルアオキの商品は、日本のパティスリーではあまり見られない色使いをしたものや、ケーキの表面のキャンバスに見立て、そこに模様を描いたり、オブジェを配置したかのような、華やでワクワクするような商品がたくさんあります。

商品の一部はサダハルアオキの公式Instagramでも見られますが、サダハルアオキの独特でユニークな世界観を、ぜひブティックで体感してほしいです。

また前述のとおり、店で販売しているケーキのなかには、パリの店舗と同じものがあります。本場パリでも受け入れられているケーキを販売している店は多くはありません。ぜひ一度食べてみてください。

お店の公式サイトなど

公式サイトなど日本の店舗の公式サイト
お店のInstagram(商品のラインナップがわかります)
店舗一覧
オンラインストア公式オンラインストア(焼き菓子が購入できます)
楽天(直営)

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